試験中にタイマーを鳴らすこと

学生時代や検定試験を受けたときのことで思い出したことがある。試験で自分のタイマーを鳴らす人がいたことだ。

おそらく時計で終了時刻から残り時刻を計算したり、試験監督に「あと 10 分」などと言われることに頼るのではなく、腕時計のカウントダウンタイマーであと何分かを確認できたほうが楽だからだろう。

でも試験開始と同時にピッとタイマーをスタートするボタンを押したり、終了と同時にピーピー鳴らすのは、試験というセンシティブな状況だけに自分勝手すぎる。他の人への迷惑を考えていない。そういう人は試験会場に数人いたので、あちこちでピーピー鳴っていた。

どうしてもタイマーを使いたいならミュートできる腕時計を使おう。そもそも残り時間ぐらい普通に時計を見て管理すればいい。

それに秒単位で残り時間を気にするような切羽詰まった状況の人は試験でたいして点が取れないだろう。別の問題を考え直す必要がある。

たまに置き時計を使う人がいた。置き時計は机の面積を狭くするし、落とす可能性があるので、余計なことに気が逸れそうだ。落としてしまう可能性を考えると腕時計をバックアップとして身につけておくのがいい。


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