翻訳学校で学んだことが文筆業で活かされている

僕は大学院生時代に翻訳学校で映像翻訳を学んだ。字幕翻訳や映像翻訳といった分野の翻訳だ。

そこで学んだことが現在の文筆業をする上で役立っている。

たとえば一つの文章のなかで表記が不統一になっていたりしないかどうかとか、漢字を開くかどうかとか、情報の根拠はしっかり調べるだとか、そういったことを翻訳学校でしっかり叩き込まれた。それが活かされているのだ。

字幕翻訳では、1桁の数字は全角、2桁以上は半角にする、半角英数字の前後は半角スペースを入れるといったルールがある。字幕においてそれが一番読みやすいからだ。

でもこれは現在アプリケーション側で調整できることだ。自分で全角数字と半角数字を混ぜたり、半角スペースを入れたりすることで、逆に変な表示になってしまう場合がある。特に DTP アプリケーションの InDesign なんかだとそうだ。

このあたりのことは、翻訳業界で使われるアプリケーションが新しくなったら、翻訳学校で学ぶことが変わると思う。今は翻訳学校ではどう教えているんだろう。

それでも、InDesign などを使う場合以外は、僕はやはり翻訳学校で学んだルールに従っている(この note で文章を書くときもそうだ)。


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