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映画「アバウトタイム」

こんばんは。
今回は私の大好きな映画のひとつ、「アバウトタイム」についてお話していきたいなと思います。

こちらの作品、言わずと知れた名作…に入る部類ではないでしょうか。
そこまで行かずとも知っている方が多い作品なのではないかなと思います。
もちろん私もたくさんの人に勧めて来ました。

そもそも映画にハマったきっかけとなった作品が、この「アバウトタイム」なんです。

ストーリーとしては、男児だけがタイムトラベルできる家系に産まれた男の子が、成長して行く過程でその力を使って恋愛したり同居人や妹を救ったりして、大切なことに気づいていくというものです。

感動しました。
初めて観たのが19歳、それから毎年1回観てるので今5回目ですね。

何がおすすめってこの映画、人生を楽しく生きる極意をちょっと変わった角度から教えてくれるんです。

結構この世の中において、どう楽しく生きるかって大事じゃないですか。
毎日仕事や学校には行かなくちゃいけないし、家事や育児なんかは休む暇もないし、嫌いな奴とすぐに縁を切れるわけでもありません。

そんな中で死にたい…て思いに足を突っ込まずにどう楽しみを見つけ出していくか、これって結局自分次第なんだなってことを教えてくれます。
というより、こういう目線で世界を見てみると結構輝いて見えますよって微笑みかけてくれてるイメージです。

物語自体もとっても面白いです。

まずタイムトラベルって時点でわくわくしますよね。出てくる人達も皆個性的です。
主人公の必死だけどどこか抜けてて人を愛する事には長けてるっていう憎めなさ感も愛らしい。ドラえもんの、のび太に少し似ているかもしれません。

家族は皆変わっているけど、それぞれの個性を全てそのまま受容してて、上手いことひとつになってる感じがしてほっこりします。
あの家族の中にいたら私もありのままでいいんだと思えるでしょう。

そして彼女であるメアリー役のレイチェル・マクアダムスがもう本当に可愛い。レイチェル・マクアダムスは有名な女優さんで「きみに読む物語」とか「シャーロック・ホームズ」とか、まあたくさんの映画にでてるわけなんですけど、この「アバウトタイム」の彼女が飛び抜けてキュートだと私は思ってます。

その中でも父親がとても好きです。
そもそもこの役を演じてるビル・ナイの、古い映画に紳士な役柄で出てきそうな少し高貴な雰囲気なのに、話してみたらとても話しやすいおじさんみたいな感じが大好きです。

また、舞台となっているイギリスのコーンウォール地方の美しさにも癒されるはずです。
作中に出てくる暗闇レストランも実在してるみたいなので行ってみたいです。

人生の切なくて暖かくて優しい所をギュッて詰めたような映画。当時は知らなかったんですが、今ではリチャード・カーティス監督らしい作品だなと思います。
疲れた時や、少し人生に行き詰まった時、そっと寄り添ってくれる1本になるはずです。

私は、ちょっと大変だった週の金曜日の夜、自分のために買った甘いチョコレートとワインを片手に観たいなと思います。

それでは、この辺で。
また次回のお話でお会いしましょう。
おやすみなさい。




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