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12. 謎の不快感

なんで大したことでもないことで不快になるんだろう。そう思う時がたまにある。

この前、仲が良い前職の後輩とカフェで話してる時に、「KEENの靴が気になってるんだよね〜、黒い歩きやすいスニーカー欲しくて」という話をした。

僕は黒いスニーカーが気になっていて、その中でも最近名前を聞いて気になっていたのがそのスニーカーだった。そのスニーカーは歩くことに特化していて、散歩が趣味の自分にとっては丁度いいと思っていた。

そしたら、後輩に「サロモンとかホカはどうなんすか?」と言われた。

普通に考えて、黒い歩きやすいスニーカーが欲しいのであれば選択肢に上がるものだし、欲しいなら比較するのも普通だし、後輩は何も悪くない。

でも、僕は不快になった。

その時はテキトーな理由でKEENが気になってる的に話を終わらせたが、後から考えてもなんでイラッとしたのか理由が謎だと思った。

ただ、改めて考えてもイラっとはするし、何か理由はあるんだろうな、と思ったので、考えることにした。

一つ、バイアスをかけてるせいだな、と思った。元々黒いスニーカーは欲していて、サロモンやホカも考えたけどみんな履いてるし…って思って、ちょっと外したところが欲しいと思っていた。

その時に、KEENを知り、気になっていて、これがいいこれしかない的な思考になっていた。検討の結果これがいいし、これが1番これ以外ない的な思考になっていた。

結果的に、それ以外の選択肢あげられる行為が、もう決まっている自分の気持ちに泥を塗られている感覚になり、不快になった。これはありそうだと。

なんて、めんどくさい思考なんだ。なんて、気分屋なんだ。こんなに感情で生きてんのか。年齢を経ても子供すぎる。

歳をとっても自分のわからない部分はいっぱいあるし、変わることもある。いい自分も悪い自分も受け入れて、楽しんでいきたい。

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