非正規雇用時代の思い出⑮ー6社目7/7

30分の時短勤務が受け入れられ、急ぎがなく、手が空いた時には定時より30分早く帰れたり、15分早く帰れるようになった。 時短と言っても30分、殆ど影響なかった。定時で終わらなければもちろん残業した。フレックスってこんな感じなのかなあと思った。

1回だけ私の帰宅後に急ぎで請求書を発行して欲しい! と言った依頼が発生した。 それはマネージャーが対応した。 翌日に「ありがとうございます」と伝えたが彼女は不機嫌だった。

もちろんこの会社は会計、財務、経営のコンサルタント会社では無かった。

しばらくして、また経理部に正社員が増員された。 私と同じくらいの年齢の女性だった。 マネージャーが私の仕事に必要な資料を彼女に渡していた。 彼女から質問を受けるとマネージャーが「話さないで! 」と凄まじい剣幕で割り込んできた。

後任だな、と、ピンと来た。 別に隠さなくてもいいのに、失踪同然に消えた彼じゃあるまいし。 (3.4/7参照)
プライベートを大事にする女性が嫌なんだな、と仮説が確信に変わった。
流石に後ろめたかったのか、最後まで後任とは明かされなかった。  
最終出社日は自分で関数を駆使して作り込んだExcelファイルを全て削除してPCの中身をきれいにしておいた。引継は無かった。私も無かったけど。

マネージャーの対応には驚かなかったけれど契約期間を1ヶ月残して翌月からは来なくていいと言われたのには驚いた。 当初、人が定着しなかったのでお試し一ヶ月契約にしたのを忘れて契約期間満了月を間違えていたようだった。 派遣会社の営業担当は「こんなこと今までに前例がありません! 」と怒っていた。

その後、あらゆる派遣会社から「コンプライアンス上お付き合い出来ない会社」として新規派遣を受け付けて貰えなくなったのか、その後は直接雇用の求人しか見なくなった

その後も変わらず年に1回程度は正社員の求人が出ていた模様。

※ここまで全部読んで下さった方、ありがとうございました。