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家族(結婚)を人生のベースにする違和感

ある取材で、「結婚年齢の高齢化についてどう思いますか?」 と聞かれたことをきっかけに、なんだかいろんな矛盾を感じて、改めて自分の考えをまとめてみたのでメモ的に記事をUPしてみました。

■家族(結婚)を人生のベースにする違和感

サザエさんのような家族形態が一般的でなくなった現代でも、行政支援では〝家族〟をベースに支援を語られることが多いことに違和感を持っています。
また、社会人になると〝結婚〟というプレッシャーをかけられて、〝結婚〟することが正解であり、すべての人の幸せであるように語られることが多いように思います。
しかし、〝結婚〟したからと言ってすべての人が幸せになることなんてことはありません。

私個人としては、人生何がおこるかわかりませんので、『この人は!』 という人に出会ったタイミングで家族になりたければ〝結婚〟をしたら良いと思います。そういうことは、当人同士が自由に決め、選べば良いことで、親や周りが口を出すことではないと思います。

もちろん、〝家族〟だってコミュニティだし、誰かの居場所であることは間違いないと思いますが、誰しもが安心・安全の場ではありません。
家族がいるからこそ、孤独・孤立に陥っている人も、この世の中には大勢いらっしゃいます。
そういう外から見えずらい〝家族〟が一番難しい人間関係とも言えるのではないでしょうか?

■簡単に切り捨てられないからこそ

そんな狭いコミュニティだからこそ「言わなくてもわかるだろ?」がまかり通ったり、お互いに依存をしあい、簡単に切り捨てるワケにもいかず苦しいという関係もあると思います。そのように近い関係だからこその悩みは、なかなか外にも相談しづらかったり、家族の中で解決しなくてはいけない問題であると思われがちであるとも言えます。

■ひとりの〝個〟として自立する

家族それぞれもひとりの人間として「自立」していることが今の時代には必要ではないでしょうか。
「自立」することで自分自身の選択肢を拡げていく。
自分の〝個〟を活かした〝いきかた〟〝つながり〟を持てるひとりが増えれば、必然的に家族以外のコミュニティも増えてくるはずです。

だからこそ、たくさんの人が集い話あう場が必要ではないかと感じ、
今年度は発信場作りをテーマに、やろうと思っていることがあります。
詳細は近日公開予定です☺️

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