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ソーシャルビジネスを分解してみる② 【〝動機よりも理屈〟で動け】

こちらの記事に続き👇 「ソーシャルビジネスを分解してみる」の2回目です。


旗を立てる人は個人的な〝動機よりも理屈〟で動け

ひとつ前の記事の結論として。
社会的な活動で、旗を立てる人は〝動機よりも理屈〟で動けってことなんだろうなって。
動機付けできるから人は動くんだろうけど、動機付けは旗の下に集まってくれた人にこそ必要で、旗を立てる人はその棲み分け、思考の分解をすることで、ソーシャルビジネスのマネタイズ、収益化するってことのフックになるんじゃなかろうか? と思ったわけです。

もうちょっと分かるような言葉にするなら、
自分個人のミッションと団体のミッション/ビジョンは分ける、でしょうか。

私自身も分かっていて〝やっている〟ことでもあるけど、ここを曖昧をにしていると個人的な「承認欲求」でいろんなチャンスを逃していることもあるだろうなって。
結局は、社会というデッカい課題に個人的な「承認欲求」を持ち込むと感情の話になって面倒くさい。(わたしだって天才だ、素晴らしい人だって思われたいですっwストレングスファインダーの「自我」がありますからね…めっちゃ思いますっw)、経営者って成果を出さないと褒めてもらいにくい職業ですから、どこかで自分の承認欲求を満たすために、自分に注目してほしいと声を大きくしたくなる。でも、そこを団体の「ミッション/ビジョン」にしてしまうと、それこそ「単純」ではなくなる。
これって個人的な問題なんだって、そこを一緒にしちゃいかんなって。
やっぱり自分を中心に考えると〝動機〟で動いてしまうんだけけど、そこにこそ、ソーシャルビジネスの罠がありそうだぞ、と…。

ビジネスだという認識に変えて分解してみる

そこで、さらにビジネスだという認識に変えて分解してみました。
前の記事でも書いた「良いことをしているのになんで分かってくんないの?」は、承認欲求+伝え方の問題で、「稼いじゃいけない」という思い込みは「良いこと」=「ボランティア活動」で捉え方・在り方の問題なのかなと。

しかし、ソーシャルビジネスと言ってる時点で「ビジネス」なわけで稼がないといけないし、助けるのには「お金がかかる」し、活動する人もご飯食べなきゃいけない。旗を立てる人は、ここを考えないとけない。
そして、その活動を持続可能にすることこそが長期的に「課題解決」していくために必要なことで「良いアイデア」ということになる。旗を立てる人はこの「良いアイデア」を実現させることで、承認欲求や自己顕示欲を満たせばいいのよね、たぶん。
一般のビジネスだってそうだと思うんです。
いわゆるマーケティング活動でも、良い物を良いとそのまま言葉にしても伝わらないから、受け取る相手がどんな「価値・利益(ベネフィット)」を得ることができるかを「伝えましょう」と言われる。

本質はコレなんだな、きっと。

ソーシャルでも、一般の起業家でも「マーケティング」を学んで起業する人と言うのは実に少ない。でも「マーケティング」を学んでいる人は、ソーシャルでも、一般の起業家でも成果が出ている。

ソーシャルだと受益者・支援者(行政)・旗の下に集まる人(仲間)、3方向くらい伝え先があるので、伝わってないな、拡がってないな、って思うことがある。
そこが難しくて「良いことしてんのにな」につながるんだろうね。

うん、本質はやっぱりコレなのよね。
「価値・利益(ベネフィット)」を「伝える」


ということで、もう少しで答えのようなことにたどり着きそう。
ながくなるので③まで続きます😁

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