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本物の孤独・孤立の対策とは?

〝つながれない〟から孤立する、なのに〝つながること〟が解決策。
その矛盾をどうやって解決していくべきか?
それこそが本物の孤独・孤立の対策だと思う。


「孤独・孤立担当大臣」に、海外からの取材が最近多いんだよねと言う記事。

「コドクシ」に世界の関心 孤独担当相へ海外の取材続々

この記事、正直だから何?と思ってしまう。


「孤独・孤立担当大臣」なんて言葉、この日本でどれだけの人が知っている?
この偉い人たちが何やってるか知ってるひといる?

ほとんどの人たちが知らないんじゃないかな。興味があれば、ぜひ調べて欲しい。 

参考までに:https://shioshio3.hatenablog.com/entry/2021/03/24/224815?

政府の孤独・孤立対策

政府が孤独・孤立の対策を始めたけれど、どれだけリアルに〝孤独・孤立〟へ手を差し伸べているかを調べてみると、声がデカいところの支援が中心で、本当に声も上げられないくらい〝孤立〟している人への支援はないんだなと思ってしまった。

結局、そこまで〝孤立〟してしまった人は、どんなに周りから手を差し伸べても「余計なお世話」なのかもしれないけれど、「孤独・孤立の背景」にあるものを無視して本当に孤独・孤立の対策になるのかと疑問に思ってしまう。

こんな人もいるということ

一人になったのは自分のせいだと思う人、迷惑をかけないためにも『助けて』とは言わないという人、性格的に難しい人、そもそも人間関係やリテラシーに課題がある人がいる。
そういう大きな声を出せない人のこと、迷惑をかけちゃいけないんだと思って行動できないでいる人のことを少しでも考えているのかな。
〝つながれない〟から孤立するするのに、その孤立の背景を支援窓口や居場所がないから〝つながらない〟とでも思っているの?

見えにくい孤立にこそ支援を

〝助けて欲しい〟だけどこうなったのは自己責任…だから、言えないんだ、いっちゃいけないんだ、と思う人は、静かに気付かれないように生活をしている。
そんな可視化できない〝ひとりぼっち〟は、たくさんいる。
そこをどうフォローしていくかが必要だと思う。

もちろん、そうなる前に、居場所探しや居場所作りはどんな人にだって必要なこと。
そういった課題を解決するための教育や支援もナシに「つながりましょう!」「助けてと言いましょう!」「相談してください!」「あなたの居場所はここにありますよ!」というのはあまりにも無責任で、後付けで、目先の支援だけのように思ってしまう。

たった1回の支援で助けられる人は?

たった1回の支援で助けられる人なんてほんの数人だと思う。
しかも、その情報をキャッチしている人ってどんだけいるのって?

また、支援につながったとしても、持続可能にしていくためには、孤立している人たちも、その周りの人もお互いの状況を理解しあい、自己理解・自己開示するという努力も必要になってくる。
根本的な解決はそこからじゃないかと思うんだ。

ということで、私たちも考えていることがある☺️
詳細は近日公開予定。


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日本が任命2カ国目、「孤独・孤立担当大臣」って何?
という人に知ってほしいこと


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