エポケーしてみる。そして、プラトンは肩幅が広かった。
「たった1日で人生を300倍面白くする方法」(小川仁志・メディアファクトリー)を読んだ。発行が2014年だから、10年前に書かれていて、10年経ってるんだなあ…としみじみ思った。
読んでみて、哲学者のフッサールが提唱した「エポケー」と、プラトンは肩幅が広かったということが気になった。
エポケー
なんか響きが可愛い。
作者によると、エポケーとは、目の前にある対象を「ちょっと待って」と考え直すこと、だそう。
本の中でもエポケーを使った文章が書かれていたので、私もエポケー構文を作ってみた。
銀行ATMで
その入金、ちょっとエポケーしてみて。
(意訳:その入金、本当にしていいの?ちょっと手を止めて考えてみて)
お店で
買うの?それともエポケーする?
(意訳:買うの?それともちょっと考えてみる?)
プロポーズで
結婚してください。
少しエポケーしていい?
(意訳:少し考えさせてください)
ラインの返事で
ただいま、エポケーしております。
(意訳:ただいま、ちょっと立ち止まって考えております)
エポケー、けっこう便利だなと思った。
今度、衝動買いしそうになった時に、自分の心に言おう。
エポケー!
と。
プラトンは肩幅が広かった
本によると、哲学者のプラトンって本名じゃなくて、あだ名だったらしい。ネットで調べると本名も出てきた。そうだったのか…プラトン。
教科書に出てくる人は、みんな本名だと思ってた…
ちなみに、肩幅が広かったから「プラトン」とついたそう。
(プラトンは「広い」のこと)
人物について知るのも楽しい、そう思った読書体験だった。