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新文芸坐オールナイトでなにかにくるまれたときの話

都内一人暮らし23歳社会人一年目、コロナに感染しました。
現在熱は下がっており、たくさん話すと咳が出るくらいです。

療養期間はまだありますが、明日からリモートで仕事復帰しなければいけないようで…

なのでnoteの毎日投稿も無理しない範囲で再開できたらと思います。

今日は新文芸坐のオールナイト上映について。

大学生の時に、スマホで観たウィーアーリトルゾンビーズという映画をどうしても映画館で観たくて、
探したところ新文芸坐という映画館でかけているとのことでした。

よくみるとオールナイト上映のプログラムの1つとして。
当時は実家暮らしだったので、夜中〜朝方の池袋に女が1人では許してもらえないだろうと思い(過保護なお家だったんです)、
友達の家に泊まると嘘をついて行きました。

たしか22時くらいに池袋駅に着いて、
富士そばでおじさんに囲まれながらコロッケの載ったそばを食べて、コンビニでアイスティーを買って館内に。

ドキドキワクワクで席に座ったなぁ。
赤くてふかふかの椅子は、生まれて初めて映画館に連れて行ってもらった時のことを思い出しました。

その日のプログラムは



まぁそれぞれの映画の感想はいいとして。

映画の間に新文芸坐のスタッフさんが解説?してくださるのが新鮮で楽しかった。

でも、当初の目的であるウィーアーリトルゾンビーズでうとうとしはじめちゃったんですよね。

いや、なんなら『僕はイエス様が嫌い』の雪景色も夢なのか現実なのかって感じで…

ハッと気づいたら宇宙船のようなものに乗り込んだ4人と映画館の中にぼうっと浮かび上がるわたし。
次の瞬間、目を覚ますと草原の中で聞こえる音楽。先の方を歩いていく4人。

あれ?これ映画の中だっけ、それともわたしの夢?

よくわからないけどこのまま睡魔に身を委ねるのが一番気持ちいいことはわかる。

わたしのオールナイトは映画と夢と現実があやふやになってしまう体験になりました。
最高に贅沢だった…

あれをまた経験したくて、
一人暮らしになってからNetflixをかけたまま寝たりするのですが、あの時のような高揚感と浮遊感と熱に浮かされた感じは味わえないんですよね。

また行きたいなぁ。

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