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ママ友ゼロは自由のもと

私にはママ友がいない。そして、断言できる。ママ友がいなくて、困った事は特にない。この先も、多分ない。

それがストレスにならないのならばいいとして、私はママ友付き合いがストレスになるタイプだと分かりきっているので、長女が生まれて11年間、ママ友を一人も作らなかった。

ママ友いなくても、子供はバイリンガルになる。心優しいいい子に育つ。良い習い事にも巡り合える。子供に合った勉強法も、ネットの情報や、自分の工夫で見つかる。学校の宿題やら何やらで困ったら、先生に聞けばよし。先生方、親切に教えて下さる。子供に合った習い事も、その先生も、必要なのは自分の見る眼。ママ友の意見じゃない。いざという時、子供をみてくれる人がどうしても見つからなくても、そういうシチュエーションは二年から三年に一度あるか、ないか。何とかなってきたし、これからもなる。

私は三人目の出産の時、睡眠中破水をして、そのまま長女と次女を車に乗せ病院へ運転し、あと一歩で間に合わなくてなんと病院の廊下で出産したのだけど、それでも何とかなった。子供達もバッチリ理解してくれる。「うちは助けてくれる人がいないから、私達ちゃんとしなくちゃ。」と、しっかり者で、責任感の強い子供達に育ってくれている。おまけに、「嫌な子とは友達にならない。嫌な事は嫌と言うし、嫌な状況からは離れる。」というのがしっかりと身についていて、友人付き合いや、学校での社会性も、感心するほど一貫性がある。こういう時、自分に嘘つかないで良かった、と思う。

ママ友いなくて、プラスな事って沢山ある。

まずは、自分や自分の子供に関する噂話や悪口が入ってこない。だから、日々平穏に、幸せに生きられる。仮に私にそういう噂話をしてきたい人がいても、共通の友人とかもゼロなので、伝え様がない(笑)。

フェイスブックやインスタグラムもやっていないので、誰がどこで何をやっているのか、目に入る事もないので気にならないし、自分と自分の子供達中心の生活に、心が乱される事なく、集中できる。

好きでもない人とお茶をしたり、話を合わせたり、合わせられたり、何のために会って話しているのかよく分からない状況に陥らなくて済む。つまり、意味のない時間を過ごさなくていい。

探りを入れられたりしてイライラする事、ゼロ。

子供の学校や音楽、日本語学校も、子供と先生の関係、子供の成長を観察した自分の目を信頼し、心が揺らぐことなく、決められる。

ママ友と電話したり会ったりして時間を無駄にする代わりに、買ったばかりのPelotonのバイクでエクササイズして、子供のプリントコピーして、自作のプリント作ったり、一人でゆっくり美味しいコーヒー飲んだりできる。至福な時間だ。

でも、ママ友ゼロにあたり、先生との信頼関係は滅茶苦茶大切なので、そこには手間暇気遣い誠意時間にお金を沢山かける。特に、これは!と思う学校の先生方。四年間師事しているチェロの先生。ママ友百人いても叶わない有益な情報や、的確なアドバイスをくださる。これは!と思う方の為に、日々のエネルギー(や時間やお金)を、温存する。

ちなみに、私、外見的にも内面的にも多分ごぐ普通の感じ良さげなお母さんで、「ママ友ゼロ」からイメージする暗めの人でもなければ、一匹狼の凛とした雰囲気でもない。

大丈夫大丈夫。嫌なママ友付き合いしなくても、子供も自分も、絶対大丈夫。

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