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内向型の才能③ 『ひとり時間』

こんにちは、ひとり好きのチロです。

「内向的・隠居・幸福感」をテーマに、ひとりでいることが好きな方に役立つ情報を発信しています。

前々回から、内向型の才能について、三つのポイントに分けて解説しています。

改めて三つのポイントをお伝えしておくと……

①深く考えることが出来る
②一つのことに集中して取り組むことが出来る
③ひとりで快適に過ごすことが出来る

この3点ですね。

なお、「そもそも才能とはどういうものなのか」ということについては、下の記事にまとめているので、参考にしていただければと思います。

簡単に振り返ると、才能とは「自然とできること」「意識せずともやってしまうこと」です。

それを踏まえて、今回は三つ目の「ひとりで快適に過ごすことが出来る」について、詳しく解説していきたいと思います。


1.「ひとりで過ごせる」ということの強さ

ひとりで過ごせることが才能だと聞いて、「だからどうした?」と思った方もいるかもしれません。

しかし、私は、これこそが内向型の最大の強みだと考えています。

その具体的な活かし方を、解説していきたいと思います。

①「内省」と組み合わせて、好きな分野の専門家になる。

内向型は、一つのことについて深く考える「内省」という才能も持っています。

特に、「これがすごく好き」という分野が見つかると、周りが驚くほどに、その分野を極めていきます。

これを「ひとりで過ごせる」と組み合わせると、どうなるか?

他の人には真似できないくらい徹底的に、「好きなこと」を突き詰めていくことが出来るんです。

もちろん、内向型ではない人にも「好きなこと」はありますし、それに触れる時間が長い人もいるかと思います。

しかし、誰かと一緒にいる以上、その「好きなこと」ばかりを考えているわけにはいきません。

仕事で人と関わるときはもちろん、飲み会やプライベートであっても、人と関わっている時間は、「好きなこと」から離れています。

他人と関わる時間、というのは、逆に言うと、「他人と関わる」以外のことが出来ていない時間なんですね。

つまり、他の人に比べて、ひとりで過ごすことが出来る内向型の人は、必然的に「好きなこと」を考える時間が多い、ということです。

理解度も、どんどん深まっていきます。

他の人が飲み会や雑談に時間を使っている間に、内向型の人は「好きなこと」を極め、知らぬ間に専門家レベルの知識を身に着けています。

ぜひ、自分が好きなことに自信を持って、どんどん深く突き詰めていってくださいね!

②「集中力」と組み合わせて、いち早く上達する

当たり前のことではありますが、ひたすらコツコツ練習することは、いち早く上達することに繋がります。

集中力が高い上に、ひとりで過ごせる時間が多い内向型の人は、ひとりの練習に多くの時間を使うことが出来るんですね。

アップルの共同経営者であるスティーブ・ヴォニアックは、

「内向的な性格のおかげで、創造性を発揮して成功を収めることが出来た」

と語っています。

コンピューターについて膨大な時間をかけて学んだ彼は、内向型の三つの才能である

・内省
・集中力
・ひとりの時間

を活かしきったことで、大きなことを成し遂げたと言えるでしょう。

また、技術を身に着ける上で、内向型に効果的な練習というものがあります。

たとえば、「文章を書く」ということであれば、

分かりやすい文章を読み、分析する
→その文章を思い出しながら文章を書く
→出来上がった文章を、原文の語彙と比較する
→それを踏まえた上で、再び自分で文章を書く

といった練習ですね。

ただひたすらに文章を書く、ということではなく、上手い人の文章を読んで真似をする、という方法です。

他人の文章を分析する、という過程があることで、深く考える内向型の人にとっては効果的な練習方法になると考えられます。

深く考えて分析することで、「どうしたら上達できるのか?」というポイントを押さえることができ、技術の上達に繋がるからです。

他の効果的な練習方法については、ティボ・ムリスさんの著書「ひとりが好きな人の上手な生き方」で紹介されています。

興味のある方は、ぜひ参考にしてくださいね。

2.まとめ

改めて、今回の内容をまとめていきます。

・内向型は、ひとりの時間が多いため、好きなことをどんどん突き詰めていくことが出来る。

・内向型は、ひとりで集中することで、大きな成果を出す。

この2点がポイントになります。

今回まで、内向型の三つの才能を紹介してきました。

内向型の方は、他の人には無い才能をまだまだ多く持っています。

内向型であることを変えようとするのではなく、内向型であることを活かしていきましょう!

今後も「ひとりの時間」を充実させる情報をどんどん発信していきます。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!

読んでいただきありがとうございます!皆さんの「ひとり時間」が良いものになりますように。