内向型と、「ひとり好き」について
こんにちは、ひとり好きのチロです。
「内向的・隠居・幸福感」をテーマに、ひとりでいることが好きな人に役立つような情報を発信しています。
今回は、「内向型」に関するお話。
この記事を読んでいただくと、内向型の特徴3点について、理解が深まるかと思います。
1.内向型と外向型
心理学者のカール・ユングによって、内向型・外向型という考えは世の中に広まりました。
内向型に関する書籍も多く販売されています。
最近だと、ジル・チェンさんの著書「静かな人の戦略書」が有名でしょうか。
私自身も内向型のHSPという特徴を持っており、「内向的」や「繊細さ」に関わる本や動画が日々増えてきているな、と感じています。
カール・ユングによれば、
内向型は……
①自己の内部の思考や感情に惹かれる。
②周囲で起きる出来事の意味を考える。
③一人になることでエネルギーを充電する。
外向型は……
①外部の人々や活動に惹かれる。
②周囲で起きる出来事に自分から飛び込む。
③十分に社会で活動しないと充電が必要になる。
といった特徴を持っています。
もちろん内向型・外向型の絶対的な定義が存在するわけではなく、心理学の分野でも様々な意見が議論されているようです。
内向型の特徴にほとんど当てはまるけど、一部当てはまらないこともある、というのが一般的ですね。
実際、私も「静かな人の戦略書」で内向型か外向型かを知るテストを受けてみましたが、内向型として当てはまったのは、15問中14問でした。
では、絶対的な定義は存在しないことを踏まえた上で、それぞれの特徴をもう少し具体的に見ていきましょう。
今回は、内向型の特徴に絞って説明をしていきたいと思います。
2.内向型の具体的な特徴3点
①自己の内部の思考や感情に惹かれる。
「話すよりも考えることのほうが好き」と言い換えることも出来ます。
・意見を伝えることは少ないけれど、頭の中ではものすごく考えている。
・考えること自体が好き。
・情報を取り入れたら、まずは自分の中で考える。
・自分が深く考えているときに話しかけられると、イラっとする。
こういった行動、思考に特徴が現れるかもしれません。
②周囲で起きる出来事の意味を考える。
これは「不安になりやすく、慎重に行動する」と捉えることが出来ます。
・不安になったことに対して慎重に準備をする。
・行動することよりも、考えることに時間を割く。
・周囲のリスクに気付き、備える。
どうしても外向型よりも行動力は落ちてしまいますが、リスクや失敗を未然に防ぐという面では優れていると言えますね。
③一人になることでエネルギーを充電する。
これは文章の通り、「ひとりの時間が好き」ということですね。
・1日の中でひとりの時間が長く必要。
・ひとりの時間が確保できないとストレスを感じる。
・団体行動が苦手。
・親しい人であっても、長く一緒にいると疲れてしまう。
とにかく「ひとりの時間」が大切、という特徴ですね。
①や②と合わせて考えてみても、
「考える時間が必要だからひとりになりたい」
「不安になっているからこそ、ひとりになりたい」
と考える内向型の方は多いのではないでしょうか?
3.まとめ
以上、内向型の特徴3点をお伝えしてきました。
個人的にもっとも考えるべき特徴は、③一人になることでエネルギーを充電する、だと思っています。
というのも……やはり、日々の生活の中で、ひとりの時間が足りていないんですよね。
様々な形式で人間関係を築けるようになった現代では、同じように「ひとりの時間が欲しい……」と感じている内向型の方も多いのでは?と考えています。
私の発信のテーマが「ひとりが好き」ということもあり、ひとりの時間を多く確保することは、目標の1つでもあるので、今後も「ひとりの時間」を充実させる情報を発信できればと思っています。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。
読んでいただきありがとうございます!皆さんの「ひとり時間」が良いものになりますように。