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求む! 激しさ

私に足りないものは「激しさ」
昨日、気がついた。

そよ風だけでは、それがうれしくないかも。
風のない日、しかもそれが暑い日なら、風は吹いてほしい。
寒い日なら風なんて嫌い。

毎日が晴れならどうだろう。
晴れのありがたみが薄れる。

雨や嵐があるから、穏やかな空がうれしい。
心配事があるから、平凡を望むんじゃないかな。

運は人の一生で、いいことと悪いことが決まっているらしい。
そう言う占い師もいる。
幸せと不幸は同じ量らしい。

平たんな道が続くと走ることがない。
周りをゆっくり見ることはできるけれど、この性格、どうにかならないかなって感じる。
なぜ?
作品を作るときの壁になることがあるから。

穏やかすぎる話、静かすぎる話、インパクトのない絵。
誰が、その奥底にまで踏み込んで理解してくれるのだろうか。

明るさ、静かさを際立たせるための影が書き込めない。
下手~~と言わざるをえないし、
深く味わう人などごく稀なこと。

怒ることのない生活、いらだちもすぐに許しちゃう毎日。
我慢のし過ぎで普通になっている。
今は我慢なんてしないけれど、今まで我慢ばかりだったから、
山を登りすぎて、人生から山が消えちゃったみたい。

これでは作品の完成が望めないかな。
でもあきらめてない。

壁が目の前に現れたら、横に進む。
壁の端っこを探して、向こう側に行くだけ。
もう我慢して壁を登ることなんてしないから。

書くときの激しさ、表現の激しさは欲しいかな。

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