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注意がそれやすい、多動がある子どもを育児してる家族の方へ。スマホ等の電子機器が与える影響を正しく知ろう。

 急速なインターネットやスマホの普及によって、便利さなど生活には欠かせないものとなりました。一方で、長時間の使用で様々な影響がでています。特に子どもが長時間使うことで発達障害に罹患するとも言われています。今回は、その影響力を家族の方に正しく知ってもらうための記事です。

ネット・スマホにはまる子どもたちへの影響とは

 厚生労働省は、ネット依存の疑いのある中高生が93万人、依存とは至らないまでも不適応な使用、つまりネット依存予備軍といえる中高生が約160万人に上る可能性があると指摘しています。
 下記の画像は、スマホ・ゲーム依存が子どもたちに与えるさまざまな影響についてまとめたものになります。

「注意がそれやすい、多動がある子ども」とネット・スマホの影響

 注意欠陥多動症(ADHD)とは、「不注意」と「多動・衝動性」を主な特徴とする発達障害の概念のひとつです。
 あくまで仮説になりますが、この注意欠陥多動症や学習障害がすすむ一つの理由としてネット・スマホの長時間があると言われています。ピラミッドの図に示すように、土台の中腹に要因として位置づけられています。

 もちろん、インターネット・スマホの影響でないこともあります。ですが、近年の子ども利用状況を鑑みると不規則な睡眠や食生活の乱れにも影響を及ぼしていると考えられます。

「注意がそれやすい、多動がある子ども」へ家族ができる初期対応

 では、家族の皆さんができる初期対応をいくつかご紹介していきます。1.生活全般で不安が非常に強い場合は「安心感」を与える
もし、お子さんが生活全般で不安・心配しすぎている一面がみられたら、ほっとかずに安心感を与えてください。具体的には、
•週に1回でもいいので、マンツーマンで優しく様子を聞く、そして褒める
•注意は1/10、褒めるのは10倍(大きな声はタブーです)

2.集団場面で孤立しやすい場合は、友達作りをサポートする
 もし、お子さんが集団に溶け込めないことが多ければ、ほっとおかずに友達作りをサポートしてみましょう。難しければ、無理に作らず、気が合う友達やコミュニティを探してみましょう。

3.忘れ物、忘れ事、宿題などへも一緒にチェックする
 忘れ物が増えたり、宿題への取り組みがなかなかできない時には出来る限り、ひとりで取り組ませず、一緒にチェックしましょう。

 それぞれのお子さんによって特徴も千差万別なので一概にすべてのお子さんに適応になりません。そのため、お子さんが見せる不安、心配、言動を観察して、必要に応じたサポートを心掛けてみましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございます。では、もう少し具体的に育児や療育ついて教えてほしい、サポートしてほしいと思われたら、こちらのサービスで横山が伴走致しますので、良かったら覗いてみてください。

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