見出し画像

障がいのある子どもを持つ親の精神面のサポート

 障がいのある子どもをもつ親の精神面(メンタルヘルス)は、定型発達の子どもの親と比べて低下していると言われています。早期の子どもの療育に合わせて、親の精神面に対する支援が必要だと言われいます。今回は、その実態と現状の障がいのある子どもを持つ親のメンタルヘルスサポートについてお伝えしていきます。

障がいのある子どもを持つ親のメンタルヘルス

 こちらの図にあるように、大きく6つで分類わけすると、親の精神面にどのように影響されているか理解できると思います。 

 この図でもわかるように、親のメンタルヘルスには多くの要因と出来事が重なり合っていくものなので、一口に「こうしていきましょう」と言えないのが現状です。まずは、障がいのある子どもを持つ親の皆さんが「どういう状況にいて、どんなことで精神的不安定さが出ているか」を整理してみて捉える直すことをお勧めします。

メンタルサポートについて

 では、どのように障がいを持つ親のメンタルをサポートできるか。大きくは、「親自身でセルフコントロールする」か、「支援をしてもらうか」になります。大前提として、障がいを持つ家族が感情表出することによりQOL(生活の質) が高まると多くの研究結果で言われていることです。ですが、療育施設や児童発達、放課後等デイサービスなどはあくまで子どもを支援する場所になるので、「親のメンタルヘルスへの支援が難しい」という場合もあります。

 こちらの図で示すように、現在までで障がいのある子ども育てる親へのメンタルサポートは大きく3つです。

「一般的なプログラム」は交流や情報交換を通じて行うものですが、コロナ禍で制限されている場合が多いです。「中間支援サービス」も基本的には交流・情報交換を通じてのサポートになります。「メンタルヘルス支援に焦点を当てたプログラム」では、臨床心理士などが担当する者で、親自身が自らの特徴や性格をつかみ、自分のことを知ってセルフコントロールできることを目指すものです。

 上記の通り、療育施設で受けられるものとそうでないものでがありますので、メンタルヘルスでお困りの方がいましたら「子どもの療育」と「親の精神面のサポート」は分けてサービスを受けることをお勧めします。

最後まで読んで頂きありがとうございます。では、もう少し具体的に育児や療育ついて教えてほしい、サポートしてほしいと思われたら、こちらのサービスで横山が伴走致しますので、良かったら覗いてみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?