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『流浪の月』を読んだ

『流浪の月』を読んだ

「でも多分、事実なんてない。出来事にはそれぞれの解釈があるだけだ」
「事実なんてどこにもない。みんな自分の好き勝手に解釈しているだけでしょう」
「事実と真実はちがう」
                           凪良ゆう 著『流浪の月』

 真実なんて、当事者しかわからない。当事者以外の人は自分の都合のいいように解釈をしてそれがあたかも真実であるかのように振る舞う。

 加害者への解釈。

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