顔から火を出せ

人生ってなんだろうか。
そう考えた時、私達は記憶をたどる。
そう、
人生は記憶だとも言える。
私が記憶をたどった時、出てくるのはほとんどが人だ。
両親や先生、仲間。
そして、好きだった人のこと。

私はホレっぽいのか、好きだった人はたくさんいる。
そしてその「好き」という感情は何十年過ぎても変わらない。
おそらくじいさんになっても、ずっとこの記憶はあり続けるだろう。
まるで宝物のように私の人生に彩りを添えてくれる。

ただし彩を添えてくれるのはいいのだが、「くっそー」という感情も同時に沸き起こってくる。
それは消極的だった自分に対する悔しさだ。
告白できなかった自分に対する悔しさ。

もしあなたがまだ結婚していないなら、好きな人に告白して欲しい。
できるだけ早く。
さもないと、会えない日が必ず訪れる。
そして、その気持ちは消えず、悔しさを抱えたまま何十年も過ごすことになるかもしれない。

私も顔から火が出るような恥ずかしさの中、告白をしたことがある。
まあその時は、告白しておきながら
「お互い勉強頑張りましょう」
って言ってしまい、そのまま会えなくなった。
だけど、悔いはない。
いい思い出だ。
俺、よく頑張ったなーって褒めてやれる。


しかし告白できず、そのまま会えなくなった人のことは今でも悔いが残っている。
何十年間も。

だから好きなら告白した方がいい。

顔から火が出るような恥ずかしさの中、告白するあなた。

そんなあなたが好きだ。

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