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心が求め合う❝令和COZY❞なパートナーシップ~エクスタシー編

《令和COZY》なLIFE STYLEマガジン第2回は❝令和COZY❞なパートナーシップの中でも夫婦や恋人同士、愛や恋の相手としてのパートナーについてお届けします。 

でもその前に、前回は「違い」があなたの感じ方に、考え方にどう影響を与えるのかをパートナーと話し合ってみよう!ということでした。
ちょっとおさらい!!

①性別は2つじゃないっ
②違いを知り、認めることから始めよう!
③共に感じ合う究極のオーガズムって

①~③を意識して過ごしていましたか?
え?忘れてた!? 大丈夫!また今日から、今から始めよう!!
前回記事☞心が求め合う❝令和COZY❞なパートナーシップ~オーガズム編


そして前回はちょっとだけと言っときながら、かなり深く伝えた「オーガズム」について。

「オーガズム」は五感で感じられる最高の感覚。喜び、満足。
「エクスタシー」は心が知っている最高の感覚。喜び、満足。

さ、言葉で理解しても、身体で心で、そしてパートナーと共有するにはどうしたらいいんだーーーーーー!!という叫び声が聴こえてくる、笑。
ってことで、伝えていこうじゃないのっ!!

満を持して「エクスタシー」について。いくよっ


1.誤解されているエクスタシー

エクスタシーを調べると以下のように説明されている。

気持よさが最高潮に達して無我夢中である状態。
忘我の境。恍惚(こうこつ)。

そう説明されると、前回紹介した「オーガズム」と混同されがち。
でも、「エクスタシー」は身体的・五感の満足ではないのだ。

無我と表されているとおり、「我」が「無い」状態であり、身体で感じるものではない。

もう一つ、「エクスタシー」と調べるとでてくるのは、違法薬物。
身体の機能に強制的に影響を与える。

ドーパミン:活力や行動力を高め、報酬系システムに作用してある一定の行動を強化します。
 ・ノルエピネフリン:心拍数や血圧を上昇させるので、心臓や血管に疾患をもつ患者にとっては特に危険です。
 ・セロトニン: 気分や食欲、睡眠その他の機能に影響を及ぼします。

そのような状態になることは悪いことではない。一時的に人工的に身体に影響を与えるもので、持続可能ではない。では何が「悪」かを考えてみたい。

継続的にそのような状態を保ちたいという欲求にこたえることで、自然ではなく、人工的に身体の機能に働きかけることになる。人間の身体は自然そのもの。陰と陽のリズムがちょうどいい状態が健康といえる。その状態をあえて人工的に強制的に陽のリズムに傾けることは不健康でありつづけること=生きるとはかけ離れた状態になるということ。

ここで「エクスタシー」についての誤解を解くならば、「エクスタシー」は自然の営みの中で生まれるものであり、人工的に生み出すことはできないということなのだ。


2.自然の営みとは何だっ?

この世で《変わらないもの》とは
①原理原則
②変化すること
③選択すること

と学びました。

①原理原則
とは自然(じねん)そのものだ。

自然(じねん)とは
万物が現在あるがままに存在しているということ

あなたの「あるがまま」とは何だろう。
人は大いなる目的を果たすため、たくさんの生きる目的を果たす。その生きる目的を果たした時、とても大きな満足感を得る。この満足感こそ「エクスタシー」であるといえる。

②変化すること
心ここにあらず、頭の中は思考でいっぱいになっている状態だと、刻刻と変化する環境や心の状態に気づけなくなる。
私たちは一つにとどまらず、常に変化している。というのに、どうもものの見方や考え方はなかなか変わりづらい。

成長とは味方や考え方が広がる、視野が広がる、すなわち価値観が広がることだ。自分の常識を破ることが変化し続けることになる。

③選択すること
うっかり自分の常識内で選択をしていないか?②で伝えたように、成長には変化が必要だ。
変化を望むのであれば、原理原則にのっとった、あるがままの自分が望む、しかし、今までの自分の常識外の価値観を選択してみよう。

こころのままに、あるがままに、表現する~それが自然の営みである。


2.共に感じ合い、つながり、得る「エクスタシー」って

「オーガズム」は五感・身体で得る喜びや安堵感としたら「エクスタシー」は生きる目的が重なり合うときに生じる喜びや安堵感なのだ。

先日とある夫婦の会話で違和感を感じた。

夫:今日はどこにでかけたい?
妻:遠出をして市場のお寿司が食べたい
夫:いいよ

え?この会話のどこに違和感を感じたかって??

夫が妻にかけた言葉そのものに違和感を感じたんだ。よくある会話なんだけど、問いの先にある目的が「〇〇すること」の場合、それをすれば得られる満足があるのは確か。だけど何らかの理由で得られない場合の不満足感もはんぱないだろう。

このやりとりは「オーガズム」的欲求であり、「エクスタシー」ではないのだ。

「エクスタシー」とは自然の営みで生まれるものと定義した。
これはふと、直感が見せるビジョン(生きる目的)が現実になることでもある。この時の彼は何かしらビジョンを得たから彼女とどこかに出かけようと思ったに違いない。

「エクスタシー」と「オーガズム」が伴う会話はこうだっ!

夫:今日の一日がどんな一日であったら幸せかな
妻:最近鬱々していたからすっきりしたいな。なんか美味しいものを遠慮なく食べたい
夫:最近不満足なことがあったんだね。知らなかったよ。部屋がもう少し片付くと俺はすっきりするな。どう?
妻:私も片づけたいと思っていたけど、一人では到底やる気が湧かなくて
夫:誰かと一緒なら片づけも楽しくできると思ったんだね。そのあときれいになった部屋で人を呼んで手巻き寿司パーティしようか
妻:それは楽しみになってきた!誰を呼ぼうかな

おわかりでしょうか。
「エクスタシー」と「オーガズム」が伴うと、自然と会話も多くなるし、普段では到底知りえない相手の欲求がより鮮明に分かる。そしてその欲求をどう満たすかを多様なアイデアで解決できるのだ。

お互いの《生きる目的》を知り、共有し、それを果たすために今ある気持ちや考えを伝え合い、実行する。この先にあるのが心の満足、「エクスタシー」なのだっ。


パートナーと得る「エクスタシー」のおさらい

①今、もしくはこの瞬間、今日、この先、にある《生きる目的》を知る
※直感を信じよう
②どんな気持ちが感じて、言葉で表現してみよう
③やり方にこだわらず、その気持ちが満たされるようアイデアを出し合おう
※ここででてきたやり方がぴったりしっくり来た時、「オーガズム」を感じる
④実行あるのみ!

心の満足と身体の満足を得るパートナーシップは何も男女のパートナーだけのものではない。
友人や家族、仲間など誰とでもできることなのだ。


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