教育委員会に言われてショックだったこと【その1】（我が子がいじめ被害にあって思うこと）

こんにちは、HitoniYoriです。

勘違いして欲しくないのは親だけで頑張れと言っている訳ではないです。

子どもがいじめられて不登校になったりすると、本人を抜きにすれば1番ダメージをくらうのは親です。

我が子が一日中家に閉じこもって、布団で寝ている時は、私も「もうダメだ。これ以上は無理だ」と絶望したことが何度もあります。

支えてあげなければいけないのは、いじめを受けた本人だけではなく、そのご家族もだと思います。

しかし、私は本当に我が子を守れるのは親だけだと思う経験をいくつもしました。

これは妻が教育委員会に言われた言葉ですが、

「お母さん、●●小学校は安心・安全です。どうぞ通わせてあげて下さい」

下の子は引越しをして転校後、新しい学校でもいじめられていました。

いじめられている理由は、いじめられている子を庇ったからです。

同じクラスの外国籍の女の子が同じクラスの男の子数人にいじめを受けており、それを助けて、いじめていた男の子に対して、いじめられていた女の子に謝るように言ったのです。

その日からうちの子がいじめられるようになりました。

前の学校でも大怪我をさせられるようないじめを受け、引越しを伴う転校で、ようやく新しい学校にも慣れてきた頃です。

新しい学校でのいじめは陰湿でした。

加害児童はうちの子と同じクラスの子で、陰でクラス全員の子に、うちの子の悪口を言うのです。

うちの子に対しても直接

「お前なんか生きてる価値ねぇよ」と言います。

そして陰でクラスの友達に

「なんで、●●（うちの子の名前）は早く死なないんだろうね」

と言うのです。その加害児童の子はクラス内でも、揉めるとめんどくさい子だと周りから思われている子です。

そんな子が延々とクラスの友達にうちの子の悪口を言うのです。

学校になんか行けるわけがありません。うちの子は学校をずっと休んでいました。

親としては我が子の大事な時間が、自分の部屋の布団の中で刻々と失われていき、悲しい気持ちで一杯です。

それなのに教育委員会は言うのです。

「お母さん、●●小学校は安心・安全です。どうぞ通わせてあげて下さい」

教育委員会にも良い人、よくない人はいると思いますが、この時の対応は最悪でした。

うちは小さなことで騒ぐモンペ扱いをされておざなりな対応をされていたのです。

教育委員会との会話は全て録音しています。相手も録音されているのは知っているので、変なことはいいません。

特に小学校に対して大きな働きかけをした訳でもないのに、上記のことを言うのです。

まるでうちが小さな事で騒いで、あえて子どもを学校に通わせていない、子どもに学校に行くな　とでも言っているような口ぶりです。

そんな訳ないではないですか。我が子は本当は学校に行きたがっているのです。行きたくても「お前なんて生きてる価値ねぇよ」と言われるのですよ。

そんな場所に行けますか？そんな場所が安心で安全ですか？

この時はかなり気持ちが荒（すさ）みました。

しかし今は学区外通学申請書を出して、下の子はもう一度転校をして今ではハツラツと学校に通っています。

それは全部、妻の働きです。誰も代わりに学区外通学申請書を手続きしてくれたりはしません。

それどころか、教育委員会は簡単には学区外通学を認めようとはしませんでした。

学区外通学を認めるということはいじめがあったという事実を認めることになるからです。

教育委員会にとってはいじめはないのです。教育委員会にとって、そこにあるのはいじめではなく、小さな事で大きく騒ぐ親です。

教育委員会は、学区外通学をしたいなら第三者（有識者）の意見書が必要と言ってきました。

誰にもらえば良いんですか？そんなもの。

教育関係の有識者が、教育委員会の意に背いてそんな意見書を書く訳ないではないですか？その場所で仕事が出来なくなります。

教育委員会の力の及ばない、県外の人に書いてもらえば良いですか？

そんなツテがある人がこの世にどれだけいるんですか？

しかし、妻はいろいろなところに連絡をして、教育委員会が納得せざるを得ないような意見書をある人物に書いてもらいました。

相当なな尽力でした。

小学校に頼っても、教育委員会に頼っても何も好転はしません。

※注意：私の個人的な感想です。

本当にあなたのお子様を守れるのはあなただけなんです。どこにもあなたの代わりはいません。

もし、今あなたのお子様がいじめ被害にあっていたり、不登校だったりするのなら、そんな我が子を見るあなたはおつらいでしよう。

しかし、守ってあげてください。全力で。

暗闇はずっとは続かないです。

うちがそうでした。