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ひとなみの由来と、人並みに生きることの意味について


本日もインスタの投稿から引用しています。🐰

ひとなみという名前の由来

人並み以上に生きたかった


12歳までの人生の半分は、優秀な子というラベリングをされて生きていた私。
当たり前にエリート街道を歩むのだと思っていたんです。

人並みになるために、
人並み以上に努力した。


とにかく思春期の頃は目の前のことに必死にもがいてた気がします。
ありがたいことに中学受験で進学校に入学が出来た私。小学校で優秀だった子たちが集まっていたわけで、まさに井の中の蛙が大海を知った瞬間でした。
少しサボればすぐ、勉強も部活も落ちこぼれてしまう。そんな気が抜けない状況は苦しかったです。6年間よく頑張ったと思います。

大学生の頃は、インスタで周りのキラキラを見ることで、焦っていたのを覚えています。
周りに合わせてブランドバッグを持ったり、髪をグルングルンに巻いたり、青山の美容室に月1で通ったり。それが所謂私の大学生活の、普通だと思ってて。でもそうなるとお金がいくらあっても足りませんでした。必死に稼いで、必死に着飾って。大学の頃は周りからの見た目への評価も厳しい時期で、太りやすかった私はよく「デブ」と言われていました。
いじられてるだけってわかっては居るけど、
みんなのように可愛くなりたくて、そこにまたお金をかけて、、、とすごく必死でした。
大学の4年間は一生戻りたくないです。

人並み以上を目指した末路

就活って本当難しいんですよね。
自分の芯をうまく隠して周囲と同調しながら日本人の文化に反して、就活では周囲との違いをいかに魅せられるか。
これまでの私の生き方ではハードルが高すぎました。
1回酷い圧迫面接を受けたことがあります。
履歴書を見て、資格は英検とTOEICを、特技の欄にピアノと書いていたので、「特技のピアノのお話をして」って言われて、全然話せなかったんですね。そしたら
「下手くそ、あなたの強み何もないじゃん。どうせどこも受かってないんでしょ。」
みたいなことを言われました(ちなみにその人経営者)
今思い返しても胸糞悪すぎるし、水筒の水ぶっかけてやればよかったなって思うけど、その時はそんな強さなかったからその場で号泣してしまいました。
当時の私にとっては、言われても仕方がないなとその言葉を受け止めすぎてしまったんですよね。
その後から、面接が怖くなって受けられないことが続いちゃって、なんとかそこから数週間頑張ったけど、おかしくなりそうで就活から離れました。

人並み以下を更新し続ける

就活が終わったあたりから、人生が行き詰まった気がしています。
それまでも、苦しい時期は沢山あったけど、
なんとか人生のレールから外れることなく順当に生きてきました。
ところが、就活を終え、新卒入社した会社を
適応障害という診断で退職し、2社目も鬱状態で退職。すっかり正規雇用の道を諦めました。


人並みって言葉の捉え方の問題

何者かになりたい、すごいって思われたい。
人並み以下なんて嫌。
そう思っていた私はずっと頑張らなきゃ頑張らなきゃと必死でした。
だけどそれを邪魔するかのように、鬱の波は襲ってきます。
私にとって「人並み」である状態って、
自分の周囲が基準になってしまっていて、
つまり、私が相当努力しなければ追いつかないレベルの状態であって、そりゃあそこを追い越そうとするのは苦しくて辛いことなんですよね。
人並みって言葉の捉え方がおかしいんだろうなぁと気付く事ができました。


人並みに生きるということ

よく「生きてるだけで偉い」なんて言うじゃないですか。
その言葉に正論で返すならば、
税金を納めて法律に反することなく生きてるだけで偉い」、と私は思っています。

つまりそれが、
健康で文化的な最低限度の生活を営む事ができていればそれだけで良いって事なんですよね。

それこそが、私たちが故郷とする日本という国が定める人並みの水準なんだと思ってます。

だからもう私は頑張らない生き方を貫きます。

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