久しぶりに、箱根の甘酒茶屋に行く
箱根には、いろいろ観光資源がありますが、最近人気なのが甘酒茶屋です。
なんと、創業江戸初期。
わりと仕事で箱根に行くんですが、久しくお餅などを食べていませんでした。
ちょうど通りかかるので久しぶりに寄ってみました。
甘酒とお餅をいただく
さっそく到着。
江戸感満載。
参勤交代の際は、こちらで休憩していかれたとか。
店内。暗いっす。
当時の感じを演出しているらしいので、現在のように間接照明とかたくさんないっす。
こっちのほうが落ち着くなあ。
ちょっと煙が見えると思うんですが…
囲炉裏があるからです。若干生木に近いのか、結構スモーキー。
囲炉裏の回りも座布団持ってきて座れます。
いや、混んでいるなあ。外国人観光客の方が多い、というよりも8割くらい外国の方。
たしかに日本情緒あふれていて、いいところだよねえ。
さて、名物甘酒。
あ〜、滋味がある。箱根って、下界よりもちょっと寒いんですよね〜。
あたたかい甘酒の、人口感の少ない甘味が染み渡る。
胃にすとーん、とおちていくなあ。ちょっと腹減ってきたかも。
ということでお餅を注文。さすがに、1人で3皿食べるわけではありません。
磯辺焼き。これが非常にシンプルな、お餅のうまさ、醤油のうまさ、海苔の香りの3種で創りあげられていて、余計なものってのは入れないほうがうまい、という確信を得られる。
引き算の美学。
こちらはうぐいすきな粉。緑がかった色味が目にやさしい。
そして味もやさしい甘み。
よく甘酒茶屋に来ていたのは、僕が小学校の低学年くらいだったので20数年前。
そのときは、今よりもお客さんがいなくて、いつもすいていました。
そんな中、このうぐいすきな粉のお餅を食べて、箱根を降りるのが楽しみで楽しみで。
やっぱりうまい!
お餅はやわらかだけれど、やわすぎず歯に楽しい。
そしてお米と、あとは練ったお水がいいのかなあ。嫌みがない。
これは逸品。
お茶はセルフサービス。
これまで水がいいらしく。うまい。
お餅はお腹にゆったりとたまる。満足してお店を出る。
甘酒茶屋の周辺を歩く
甘酒茶屋近辺は、人家などがほとんどないので自然がいっぱい。
歴史が深いので、苔むした、なんて言葉で表せないくらい苔むしています。
盆栽やっているんですが、こんな立派な苔、つけるのほんとに! ほんとに! ほんとに! 大変!
未舗装のとこもあります。これがいいんだけどねえ。
やっぱいいところだ。
別棟でこういう昔の物品を展示しているところもあります。
箱根に来て、ここに寄るのに損はないはず。
観光にお寄りの際はぜひ。
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