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「当事者意識」がないから他責や批評家思考になる#56

この「当事者意識」と言う5文字熟語は
最近の私の中でのキラーワード。

政治や経営といった大きな視点から家事育児まで、あらゆるマネジメントにおいて大切な視点だと思ったのでいくつか事例を出し掘り下げてみました。

まずはXのポストから

田草川俊さんポストより

楽天モバイルの社員さんで名言インフルエンサーの方のポスト。

納得感がすごくありシェアさせていただきます。

仕事における「当事者意識」問題

最近、仕事において同じ目的に向かう仲間なのに、人間関係に不和が生じたり、目的意識が不明瞭になり組織地盤が沈下することがあります。


要因は「当事者意識」の問題に集約されるのではないかと考えます。


人間は弱いので、責任の所在が明確でない場合は、自分から責任を取りに行くことはしません。

そうすると使命感や責任感を持つ当事者意識を持つ人間がいなくなり、責任を押し付け合うようになります。

そして自分や自分の部署だけを守るためのセクショナリズムが生じ組織力が低下する、、、
日本企業の多く見られるといいます。

当事者意識のないコンサルは批評家になる

私は仕事柄、中小企業の事業者様のコンサル現場に立ち会うことがよくあります。

その中で、キレイなことを言っていても、何ひとつ経営者に腹落ちしていないと感じることがあります。

それはコンサルが批評家になっているとき。

そういったコンサルに限って「当事者意識」がない。

コンサルが経営者自身になり変わることは当然できませんが、せめてコンサルティングに入っている間は経営者の問題を自分の問題のように考えないと、アドバイス内容は、単なる批評家の一意見として、後に何ら残らない助言となりかねません。

家庭における当事者意識の問題

ここで家庭での当事者意識の問題です。

これは最近の私の例ですが、最近天気が変わりやすい中、傘を持って行くか持っていかないか問題は幼児を抱える家庭にとっては、荷物になるので、割と大きな問題です。

そんな中、傘を持ってこなかった私にコゴトを言う夫。、、いやいや、天気って自分でも調べられるでしょう?なんで私のせい?

夫は傘の要否を管理すると言う問題に関し当事者意識がないため、他責思考になっているわけです。

これは、あえてライトな事例を出しましたが、
家事育児に置いて、この当事者意識の問題は尽きないと思います。
尾石晴さんが家事育児の当事者意識とフリーライド問題について何度か発信されていますね。

子供の予防接種とか育児系の予定、食事の用意とかの不備でこちらに矛先を向けられた時、「当事者意識がない」「お客さん気分」だからこそ、欠けているところに目が行く。

他責思考は当事者意識の欠如からだ、
と言語化されると少しスッキリしませんか?

まとめ

当事者意識がない、とは厄介なもので、それに気づかず、好き勝手言う、しかし責任を取らないと言う人は世の中たくさんいます。

例えばネットの炎上とか政治批判も、何の責任もない人が言いたいことばかり言っています。

当事者意識を持つと、そこに責任が生じる。
しかし当事者意識を持たないと成長も発展もなく、当事者意識なき者の発言は単なるノイズになってしまいます。

「当事者意識」、この5文字熟語は少し大げさかもしれませんが、政治や会社や家庭、あらゆる場面で持つべき観点であると考えています。

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