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何が売れるかが分かっていたのでがむしゃらに頑張れた昭和時代 #18

昭和時代令和時代の対比、
もう少し続けさせてください。

佐々木俊尚さんが同じくドラマ「不適切にもほどがある」から着想を得て、面白い視点で話されていたので、共有させていただきますね。

昭和時代は「滅私」してとにかく「がむしゃら」に仕事をがんばり続けることが普通だった、、。

その背景に何が売れるかわかっていた、
例えばテレビや白物家電やクルマなど、社会が近代化し、一部の富裕層から、一般の人がそれを手に入れられるようになってきた。

そして社会の工業化が急速に進む中、
「作れば売れた」

がむしゃらに働けば働く分だけ豊かさを享受することができた。

そんな時代の名残が残り続けていたのが昭和時代だったのではないか。

しかし社会が成熟し、VUCAと呼ばれる世の中では、何が起きるかわからない、何が売れるかわからない。
一生懸命手に入れた工業技術や個人のスキルはあっという間に陳腐化する。

だからがんばりたくても頑張れないアクセルを踏みきることが難しい、という時代が平成時代から始まる。
コロナを経てより顕著になったのが令和と言う時代なのではないか、、。

だから令和に学生時代を過ごし、会社に入社した学生「がむしゃら」にやれば何とかなり、それを是と考えている昭和世代との間にギャップが現れるのは当然。

前回の価値観をアップデートより人間の普遍性を見たほうがいいという記事と矛盾するかもしれないけれど、
今はそういう時代なんだと認識することも大切だと佐々木俊尚さんのVoicyを聞いて思った次第です。。

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