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間違えまくった社会人1年目

こんにちは
外に出てみると公園や河原に桜が咲き、人生の新たなステージへの一歩を踏み出す進学生や新社会人の姿が多く見られる季節がやってきました🌸

こんな爽やかな出だしから始まりますが
私が新卒の頃に勘違いしていた、というより会社での立ち回りを完全に間違えてしまった経験について筆を取らせていただこうと思います。

何も取り柄がないのに一人前にプライドだけは高く全然人の話に耳を傾けない偏屈な私の経験が
新社会人の方々に少しでも参考にしてもらえたら幸いです😅

【“自分の正義”ではなく“会社の利益”こそが社会の正義】

まず最初に私がした大きな間違いはコレ
今の私からしたら「何言ってんだ」って話ですが
社会人1年目の私はそんな当たり前にすら気付けずに日々を過ごしていました。
というのもその頃勤めていた会社は大手企業の下請けという事もあって社内のルールや規則が厳しく
作業工程に会社が用意した規則がしっかり用意されてるんですね

そこに落とし穴があって
その規則通りに作業を進めていると明らかに定時までに仕事が終わらない訳ですよ…
でも変に真面目だった私は会社の規則やルールに則ってずっと働いていました。
だって会社が決めた事だもん、時間がかかろうが残業しようが規則は規則!ルールはルール!って思いながら働いていると
ある日上司から「残業を付け過ぎだ、もっと効率良く仕事を終わらせられないのか」との指摘を頂きました。ちょっとキレ気味で
ですがその言葉の裏を読めなかった私は上司の言葉など気にせずに
ずっと残業を付けても規則に則って働いた訳ですね
今から考えたら大変おバカなヤツだと思います
そして中には居るわけですよ、作業工程や会社のルールを全て無視して“効率良く”作業を進める人が
信じられませんよね
私は正義を執行しているのだから、怒られる筋合いもないし、残業を付けられたくなければ会社側がルール変えれば?
あまり強く言うんだったら社内で規則を守っていない人の名前をファイルにして本社に送ってやろうか!くらいのスタンスを保っていました
もう一度言いますが、なんておバカな私、、、
そんな時間と気力があるならさっさと仕事終わらせて家でYouTubeでも見てればいいのに…って話ですよね
そうですよ、別に会社って正義を追求する場所ではなく
効率良く作業をしてその会社の利益を最大化する場所なのです
個人の正義を執行するところではない
「会社の規則を守って残業代という不利益を産む人」より「上司の見えない所で不正をして利益を産む人」の方が優先されるのです
悲しいし私も認めたくはないけれど当たり前っちゃ当たり前ですよね
当時の上司が言った“効率良く仕事を終わらせる”っていうのはつまりそういう事なんです
そしてそういう周りの空気を察して時には不正を出来る人が社会からは好まれると…
なんという理不尽、ですがこれが会社なんです。

【何でもかんでもYESって言わない】

そうなんです、頼み事をされると断れないタチなのです
だから自分の作業がまだ終わってもいないのに、途中で何か別の事をお願いされると引き受けちゃうんですよね
そしてそれがどんどんどんどん溜まっていって全部管理しきれなくなってパンクしちゃうと…
自分でも理解出来てるんですけどね
断ったら怒られそう…って思うと「まぁそれほど大変な事でもないし」って勝手に思ってしまうんですよ
それもパンクしてから初めて気が付きました
それで気付いた時には色々仕事を引き受けたはいいけど何も出来ていない人になっちゃってるという…
それなら一つの事だけでも完璧にこなせる方がまだマシですし周りからの印象も違いますよね
元々マルチタスクなんて出来るくらい器用な人間じゃないんだから
無茶しやがって(*/ω\*)

【“真面目”なんて取り柄にしたらずっと縛られる】

これも上記の話に通ずるものがありますが
確かに真面目って凄く大切な事だと思います
真面目な人の方が上司や周りの人からの信頼も厚く、社会という大きな海の中で自分のポジションを確保する為には重要な要素だと思います。

ですが!真面目を唯一の取り柄にしたり、真面目な事が自分の一番の強みにするというのはまた話が変わってきます。
というか別に間違ってるとか悪いとか言いたい訳じゃないんですよ
ただそれを続けていると、ずっと“真面目な自分”というレッテルに追われていつかしんどくなってしまいますよという事です。
真面目に立ち振る舞わなくても社会でポジションを取る方法なんていくらでもあります
なのにそんなにコストのかかる武器を見せてしまったら、その先ずっと行動や発言が縛られますよ

じゃあどうすればいいのかって?
答えは簡単で、やる時はやる、手を抜く時は上手に手を抜けばいいんです
周りの空気をよく観察してスイッチのONとOFFを適切なタイミングで切り替えましょうって事ですね
最初は難しいけど『対面している相手が何を求めているのか』これだけを必死に考えていれば
自ずと無意識に出来る様になります
要は場数や慣れの問題ですね

【仕事が好きじゃないから手を抜いてのんびりする】

これは私の持論なのであまり共感を得られるかはわかりませんが
よく耳にする『自分は働くのなんて嫌いだから出世欲も無い』『働くのが面倒だから今日もだらだら働こう』という意見
私的には「どうなの?」って思ってしまいます。

労働が嫌いだから早めに出世したり自分で事業を初めて、自分は辛い労働からフェードアウトするんじゃないんですか?
だらだらしていたらずっと部下や労働者のままですよ?
と、まぁ偉そうに言ってますが数年前まで私もこんな上記の様な勘違いをして毎日だらだら仕事をしていました。
ですが、それがあと何十年続くんですか?
残念ながら日本は資本主義国、お金が無いとご飯を食べたり家に住んだり
ましてや趣味に没頭したり出来ません
ある程度生活可能な程度にはお金を稼ぐのが義務として発生します。
あとそれが何十年続くんだろう、、、
そう考えた時に、毎日手を抜いてずっと部下として辛くて嫌でしんどくて堪らない労働をし続けるくらいなら
今、頑張って人より働いて
5年後なのか10年後に今より少しでも楽に働ける方がよっぽと
“仕事が辛いから嫌いだ”という意見に則していませんか?
あと3〜40年辛い労働が続くのか、今頑張って10年後に楽出来るのか天秤に掛けたら
私は後者を選びます。
だって働きたくないし仕事するの嫌いだもん。
ずっと家でゲームしたりYouTube見てたりしたいから←
だったら人一倍頑張って出世して、辛い辛い労働は部下にお願いしてやってもらいましょう(*´∀`*)

【仕事が出来る人が出世するわけじゃない】

これが最後。
人間関係が苦手な私には凄く気が重たくて耳を塞ぎたくなる話なのですが
どんな人が出世するの?って考えたら
もちろん「仕事が出来る人」な訳ですが
仕事が出来る人なんてそうそう居ません
私もその一人です。大体の人はみんな嫌な嫌な仕事を色々理由をつけて毎日やってるんです。
ただ仕事が出来ないのであればせめて

“上司から好かれましょう”

聞きたくないですね〜
上司や周りの人にへこへこするなんてプライドの高い私には出来ません
というか出来ませんでした、昔は

でも実際これが一番上手な社会での立ち回り方でもあります。

凄く嫌な話ですが、小さなミスを1回しただけで強く叱責される人もいれば
大きいトラブルを起こしても笑って許される人も居ます
過去の私は断然、前者でした
ただ今は後者と名乗っても問題ないくらいには成長?しています
成長というより、辛い経験をしてやっとおバカな私でも学習したと言った方が適切でしょうか…

ですが、上にあげた様な例でいうとその差は
“相手に好かれているか”  “相手に好かれていないか”
だけの問題なんです
どうせ毎日行く会社なんだったら少し自身を押し殺してでも
上司のご機嫌を取るだけで、毎日平和に仕事が出来るんだったらそっちの方が平和じゃないですか?
コスパ良くないですか?
変に意見をぶつけたり、勝手に反抗したりしないで
周りの流れに身を任せるのが社会でなるべく接触が起こらない様にする方法だと思います。
会社で自分を出さずに、家に帰ってから存分に好きな事を好きなだけすればいいんです

【最後にちょっとだけ希望】 

と、まぁ書いてる私の方が気が重くなる様な話を長々と続けてきましたが
結果から言うと私は初めて入った職場を1年くらいで辞めました
人間関係に疲れました…

ですが、その失敗から色々学んで
現在は「仕事に行くのがそこまで嫌ではない」程度には職場で良くしてもらっていると思います。
社会人1年目の頃はあんなに人の話なんて聞かなかったのに…
どうかこれをお読み頂いたピチピチの新社会人の方は私の様にならないで下さい…

最後までお読み頂きありがとうございました。
他にも記事を書いているのでそちらもお読み頂けると幸いです。
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