高1の冬に、べっちゃんに
「ますぴーインフルで休んでる」
「かわいそうだね」
って言われた時のこと。

べっちゃんに言われるより、
ますぴー本人から言われる方が良かった。
「仁美が居ないなんてヤダ」
「一緒に居てよ」
って言って欲しかった。
何よりも「好き」って言葉が欲しかった。
直球でストレートで何にも飾らない「好き」が欲しかった。
「今でも“好きだった”って言葉で良いから待ってる」って言いたい。

本人に“戻ろ”って言われるならまだ分かる。
もし私が汲み取ってたら、多分ますぴーを抱き締めて「戻ろっか!」って言ってた。
ますぴーが私の腕を外そうとすると思う。
頬を触って撫でて
「じゃあ何でココ赤くなってるの?」
「ここ赤くなってるのに何で嫌がるの?」
「心地いいクセに」って言ってた。

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