ヘルプミーヘルプミーヘルプミー
清竜人の名曲を朝から聴きながら、「生きる」ということを考えた。
本当に世の中にはいろいろな人がいて、きっと誰もがどこかもがいている…誰もが幸せを持ってる中、こころにどうしようもない叫びをもっている。
障がい者支援の施設に転職して2週目に入った。些細な表情が読み取れるようになった。排泄や食事の介助をしながら、この人はこうやって誰かの愛を与えてもらわないと生きていけないのだ。そう感じる。その中でも自分のできる限りでどうしたいか伝える。赤ちゃんもそうだけど、愛される目をしている。
さて、そういう時、僕なりの愛をスパイスにして介助をする。そうしたらこっちも愛に包まれる感じがするのだ。今までは小学校で子供たちと関わりながら愛に包まれてきたが、ここまでありありとそれを感じさせられることはなかった。きっと僕だって、いろいろな人に生かされている。
介助中流れてくるJPOPにこころ動きながらも、自分はどんな恵まれているのだと感じる。それでも、僕特有の悩みはある。
自分の大切な人々で恵まれてるって見える人も僕を求めにきてくれることもある。もちろんこちらも求めているけれど…それぞれにしかわかりえない悩みがきっとある。
だからこそこうやって、少しでも共感してくれる人がいればと言葉にするし、音楽でその時の感情でうたう。できるだけそばにいる人に寄り添いたい。
「あなたがたは進歩し続けない限りは退歩していることになるのです。目的を高く掲げなさい。」
「愛というのは、その人のあやまちや自分との意見の対立を許してあげられること」
ナイチンゲール
「世界平和のためにできることですか?家に帰って家族を愛してあげることです。」
「いつもお互いに笑顔で会うことにしましょう。笑顔は愛のはじまりですから」
マザーテレサ
ナイチンゲールにもマザーテレサにも手を差し伸べられなくても生きていけている私達だけれど、こころからのヘルプミーを持ちながら、時に誰かを傷つけることもありながら、日々変化しながら自分のできる「愛」に変えていきたい。