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DXを身近に感じる日がやってきた?

自己紹介


プライベートでも仕事でも、毎日同じことの繰り返しが嫌いな私は、
小さいことでもいいから、いつも何かにチャレンジをしています。
その日の気分で通勤ルートを変えてみたり、天気が良ければ1駅分
歩いたりして、その季節の花や街並みを楽しみながら職場まで通い
ます。
また、自分のモチベーションを上げるため、ネールの色を変えたり
して、いつもの事務作業に疲れを感じたら、今度この色にしようと
小さい楽しみを見つけて、気分転換してから再度仕事に打ち込むよ
うにしています。
仕事においても、定期的な会議や研修であれば、毎回参加者に興味を
もってもらえるようにテーマを沿って、切口を変えたり、資料作成時
パワーポイントの表現やデザインを変えたりして、工夫をしています。

このような私に職場環境が大きく変わる出来事がありました。
それは1年半前の人事異動でした。
前職場には10年ほど長く働かせていただいていましたので、今後の
キャリアを考えたとき、仕事幅をもっと広くしたい、これまでの経験
を活かして、さらに新しいことにチャレンジできる仕事をしたいとの
思いで、人事異動の希望を出しました。
プライベートでも子育てを一段落したので、新しいことにチャレンジ
するなら、このタイミングだとも思いました。
希望通り人事異動ができました!喜びも束の間で、異動先を聞くと、
えっ、この部署は何をするところ?とこれまでのキャリアと何のつな
がりも、関連性も全くない仕事でした。
これまでの経験を活かせるどころか、何においても、初めてのことで
専門性の高い業務分野でした。
大きい上場企業に入社し、多数のグループ会社を有するので、どこの
グループ会社に異動になっても、と覚悟はしていましたが、まさか業務
内容がこれほどまるきり変わるとは思いませんでした。
いくらチャレンジ精神のある私でも戸惑い気味でした。

私の職場

業務分野

勤務先は小売業チェーンを展開する会社なので、全国に300以上の店舗を
抱えています。
各地にある店舗の不動産関係を管理する部署は私の新しい職場です。
これまで日本国内外にあるグループ企業をまとめるような仕事をしてきた
ので、各社間の調整やベクトルを合わせる等の業務が主でした。
今度は日本国内のみで、自部署内の業務調整や部署間の調整が主となりました。このギャップも大きかったなのです。
着任してみると、不動産関係の専門用語やら契約関係やら不動産の図面やら
と初めて目にする、耳にすることがいっぱいありました。
新しいことができるワクワク感と共に、この職場に私のような新人(?)、社会人歴が長いものの、不動産関係において全く素人の私はやっていけるのかとの不安もありました。
しかし、この職場にこのような私を心強くサポートしてくださる方々がいます!

上司のA部長


若くしてこの部署を支える存在で、自部署からもちろんのことですが、他部署からも、みんなから信頼厚い方です。
こどもさんのことがかわいくて、超が付くほど甘いお父さんでもあります。
素人の私からの質問に対して、いやな顔をせず、丁寧に説明してくれたり、書籍を進めてくれたりして、私にとって大変尊敬できる方です。
性格面では、いたずら好きで、少年のこころを持っていると自称しています(笑)。

同僚のBさん


すべてを包み込んでくれるおかあさんのような存在です。
部署の全員をサポートするアシスタント業務をこなされていますが、細かいことでも最後まで責任をもってやりきる方で、少しデジタル系に弱いところもかわいく思える癒し系です。
最初にこの職場の各場所を案内してくれたり、事務用品などを用意してくれ
たりする優しい方です。
最近、二人で事務所にお花を育てることにしています。ルスカスという花で、葉の上に花を咲かせてくれます。毎日、花の変化を観察して会話が盛り上がっています。

同僚Bから見た私


しっかり者で仕事できる、ふっとしたところで不器用なところがあると評価いただいているが、不器用なところはその通りです。
また、花を育ているせいか、女子力あるとも言われていますが、実はそうでもないと心のなかで思っています(笑)。

働いてきて感じたこと

いまの職場はとにかく紙ベースの書類が多いです。
物件に関する情報、契約書等ですが、1物件につきファイル1冊どころか、
四、五冊あるのも普通のことです。
ひと昔前の何かを調べようとすると、とにかく重たい紙のファイルを何冊も何冊もあさるはめになります。
これをデータベースに変えることができれば、検索も簡単にできるし、紙ベース資料の保管も不要ですし、どれほど楽になるのかと何度も思いました。

変えよう!思い立ったら行動する

この思いを部長に話してみました。実は部長も同じ思いでした。
すぐにIT部門にアポイントを入れて、見積をとってもらいました。何百万単位で下手すると千万単位に行くくらいの金額でした。
IT部門の担当者とは長い付き合いなので、営業トークを置いといて本音で話してくれました。
システム開発ではなく、いまさまざまなデジタルツールがあるからそれを活用すれば、低コストで簡単にデータ管理できると教えてくれました。
私のようなプログラミング知識のない人間でもできるの?と素直に質問を投げかけました。
そうしましたら、大丈夫ですよ、いま誰でも少し勉強すれば使えるツールが
たくさんあると教えてくれました。

なるほど、これだ!と思い、では私からやってみようではないかと決心しました。
決してデジタル系は得意ではないですが、少しでも現状を変えて、もっと便利な職場になればと勉強し始めました。

最初は、悪戦苦闘でした!
まずは、簡単なところからと思いました。が、LINEbotって何!Makeって何?HTTPって何?とさっぱりでした。
しかし、これたちを組み合わせて、すごく便利なツールができることだけがわかりました。
考えるより行動する、やってみようではないか!
何から始めるか、身近によく使うものから、契約によく和暦の日付を記載されているので、西暦に簡単に変換できるものを作ることにしました。
簡単に作れないとは覚悟していても、何度も失敗しているうちに、心が折れそうになって、あきらめようと思いました。
根性であきらめずに何回も何回もチャレンジしてみたら、できた!
早速、使ってみると、西暦和暦を相互に変換してくれるLINEbotができました!
https://qiita.com/h21550/items/35ceb86bdb839e1e6983
まだまだ私の目標に到達するまでの道のりは長いが、ついこれでDXに近づけたと、DXの便利さを身をもって感じることが出来ました。

こんな初心者の私でも第一歩を踏み出すことができるのだから、ぜひみなさんにもDXについて何かをやってみてもらいたいです。

読んでいただきありがとうございます。

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