失いに向かうこと
「失うこと」と「失いに向かうこと」
どちらを描くかという話
自分は「失いに向かうこと」を描きがちらしい
日頃、何かを失うことを恐れているくせして
なにか想いを形にするときは失いに向かう
「悲しがり」だなんてことを書いたことがあった気がするけれど、ほんとうにそう
なんで失いに向かうのかを考えてみた
ただ、怖いからなんだと思った
自分の想いの中で失ってしまえば
ふわふわと浮いてしまった気持ちを落ち着かせることができる
自分でもよくわかっていない
きっとこれまであまり「失ってこなかった」
どん底に叩き落とされるような喪失を手にしたことがない
この先に備える
一歩ずつ下へ下へと下っていけば
落ちた先がどん底にならないような気がしてる
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