#27放射線治療途中経過 ~がんサバイバーさんの運動指導をしている私が乳がんに~
放射線治療6日目
今日は治療後に放射線科の先生の診察がありました
「どうですか?」と先生
「皮膚が赤くなってきました」と私
「え~もう赤いですか。その反応が出るのはもう少し先やねんけどなぁ」
と言いながら、肌の状態を診てくださいました
「確かに赤いなぁ。この時期に赤くなるのは放射線の影響ではない可能性があります。例えば術部の何らかの炎症が起きてるとか・・・とりあえず血液検査をしてみましょう」ということになり、採血をして終了。
あと、炎症や乾燥を抑えるためのクリームも処方してもらいました
「お風呂上りや放射線治療後に塗ってください。手で伸ばすように塗らずペタペタと皮膚を抑えるように塗ってくださいね」と看護師さんからアドバイスをいただきました。
本当に皮膚に刺激を与えないよう注意しないといけないんやなぁとあらためて実感。
クリームをもらえて、ちょっとホッとしました。
でも、血液検査の結果が不安・・・
放射線治療7日目
いつものように放射線治療を受け、その後血液検査の結果を聞くことに。
「炎症の数値も異常がないです。なのでこのまま治療を続けましょう」とのこと
よかった~~。
ならばこの皮膚が赤いのは、私が敏感肌ってことかいな。。
なんて思いながら、とりあえずクリームを塗りつつ頑張ろうと思ったのでした。
放射線治療8日目
赤さに加えて、痛みが出てきました。特に傷口あたりがジクジクとした痛み。耐えられない激痛とかではなく、常に軽く痛い感じ・・・
なのでちょっと気になります。
そして、皮膚も硬くなってきたような。
深呼吸をするように腕を横に広げると、胸の真ん中あたりから右側全体が
左に比べて硬い感じ~なので伸びる感覚がない・・・
ヤバいぞこれは、硬くならないようちょくちょく伸ばさねば・・・
週に1回、リハビリ兼ねてパーソナル指導を受けているけれど、ちょっといい感じに腕が動きやすくなってきたかと思えば、こうしてまた皮膚が硬くなって動きづらくなる。
1歩進んで半歩戻る・・・まさしくそんな毎日です。
ヨガのレッスンをしていても、腕の上げづらさが前より気になり始め、悶々とするけれど「焦らない・焦らない」と言い聞かせながら頑張る日々。
放射線治療9日目
治療の時は、治療台で腕をバンザイした状態で5分くらいジッとしています。
その「バンザイ状態」がちょっと辛くなってきて、頑張ってあげるものの
「右腕の力もう少し抜ける?大丈夫?」と声をかけられることが増えてきました。
「はい(汗)」と力を抜こうとするけれど無理
もうこれ以上肘を外に開くと痛いのです、と心の中で呟く。
とりあえず痛いけど我慢の5分間。
「腕上げるとまだ痛いかな?普段の生活で上げることも少ないもんね~」と
終わってから優しく声をかけてくれる技師さん。
着替えながら泣きそうになりました・・・
放射線治療16回
家から近い病院だし、あっという間に終わるやろう~なんて始まる前はお気楽でしたが、ここにきて、痛さと皮膚の変化と毎日通うしんどさで、ココロとカラダが疲れてきました。
うぅ辛い。
でも、他の乳がんサバイバーさんも乗り越えてきた道。
頑張らないと、、、。
放射線治療10日目
ようやく10回目到達。
今日も変わらぬ痛さのまま、治療終了しました。
肌はさらに赤身が増して痛さもちょっと増してきました(涙)
「皮膚赤いね~大丈夫?クリームをしっかり塗ってね」と看護師さんが声をかけてくださる。
技師さんも看護師さんも気をかけてくださるから本当にありがたい。
あと6回。もう気合いで乗り切るしかない。
16回完走したら、自分にどんなご褒美をあげようかなぁなんて考えながらここから先は頑張ってみよう~と思います。
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