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息子が過ごした1週間。

私の1週間の休みが取れた。
だから今年は、父親が車で帰るタイミングで
私と息子も一緒に帰る事にした。
久しぶりの田舎に息子は、テンション高めだった。

田舎1日目。

早速、家の脇のせせらぎみたいな所から
サワガニをみつけて、持って来ていた水槽に入れた。
もうこの水槽に入れた時点で持って帰るのは決まってしまった。

結果2匹持ち帰る事になった。

田舎2日目。

父親が作ったピーマンとししとうを収穫する。

楽しかったのは最初だけで畑にはアブやぶよ
ハエ、その他いろいろな虫がいる事に息子は
ビビりまくっていた。
ブーンって言ってるーっ!!
もうイヤヤーっ!!
ムリーっ!!
マジうざいっ!!と言いながら首にかけてるタオルを振り回していた。

まあ、アブやブヨは、刺してくるし猛烈な痒みがのこる。誰だって刺されたくない。

田舎3日目。

100均で買った虫を寄せ付ける網にバナナを仕掛けてカブトムシが寄ってくるかやってみた。

カブトムシが好きな木は、くわの木と聞いた。
家の周りには、くわの木やカブトムシが好きな樹液が出る木はない。

裏山の奥まで行けば、カブトムシが好きな木があったように思うけど昔使っていた道も、もう誰も通らなくなって草が凄い事になっていた。
なので、ダメもとで家の前の木に仕掛ける事にした。

カブトムシが来たら奇跡と願って次の日の朝まで待った。

田舎4日目。

田舎に行ったらやってみたかった置き花火をした。
手持ち花火は、毎年やっているからちょっといつもと違う花火を見せてあげたかった。

田舎での花火は、周りが真っ暗だからすごく
キレイに火花が舞っていた。

息子がじいじとばあばの分と渡していて
父親たちも嬉しそうに花火をしていた。

田舎5日目。

日本海の鳴き砂で有名な海に行った。

息子が1番楽しみにしていた海。

曇り空で高波だったけど炎天下で泳ぐより
これくらいの方が気持ちよく遊べた。

波が来るたびにジャンプしたり大きな波がきたらそこに体をまかせて泳いだりする遊びをしていた。

1週間のうち1番で息子は、楽しそうだった。

舌を真っ青にしてブルーハワイ味のかき氷を食べて夏を満喫していた。

田舎6日目。

私は、父親の手伝いで畑の草抜きを1日目からしていた。父親たちも田んぼ周りの草刈りでほぼ一日を終えていた。

出かけるのは、草刈りの合間に行っていた。 

息子も暇になれば、私の所に来て一緒に草抜きをしようと思うのだけどブーンブーンブーンとそこらじゅうにアブやブヨがいるから集中できないでいた。

畑に来ては、やっぱりムリーっ!とか
またブンブン言ってるーっ!とか。
あーっうるさいっ!とか。それしか言ってないしそれを言いにきてるんかなとも思える(笑)

確かにブンブンうるさいけど畑やから。
それ気にしてたら草抜きでけへんから。

刺されるし、草抜きはいいから向こうでリフティングの練習でもしといたらと言うとイヤと言われ、バッタおんでと言うとバッタ好きじゃないと言われカエルは?と言うと緑のカエルしか無理と言われた。

帰る日。

朝早く田舎を出た。

サービスエリアでお昼を食べて、息子がお腹いっぱいと白ごはんまんまを私に食べてと言ってきた。
言ったやん。食べれるん?って。

私は、うどんだけにしといて良かった。

お昼すぎには自分達のマンションに着いた。

息子の田舎1週間は、アブがイヤとかブンブンうるさいとかYouTubeもっと見たいとか何か食べたいとかぶつくさばっかりだったけど。
暇そうにしている時間もあったけど。

なんだかんだで田んぼのお手伝いしたり
じいじとタブレットで遊んだり、ばあばが魚を捌いてるのを見て楽しそうにしゃべってたり。
海や花火で夏を体中で感じていい思い出になったんじゃないかな。


ちなみに、バナナを網に入れてカブトムシを引き寄せる仕掛けには、見事にアリがみっちり
引き寄せられていた(笑)気持ち悪すぎて写真撮るの忘れるくらいだった。





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