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まだ付き合ってるわけじゃないけど

リリーは気に入っている男子とデートに漕ぎつけたもの、2回目のデートになかなか進みません。

彼とはどうなってるの?

と聞くと、こういう答えが帰ってきます。

なるほど。

まだってことは、付き合う可能性もあるわけですねー。

我が子ながら、イケイケです。

とはいえ、結構スローなペースに彼女はヤキモキしているみたいです。



しかし、これは面白い傾向なのですが、アメリカではデートのプロセスが日本と比べて結構長いんですよねー。

最初から付き合うってことはあり得ません。

順序を踏んで、徐々に段階を上がっていく感じです。

大人でもそうなので、高校生ぐらいだったら、ゆっくりペースでちょうどいいとは思いますけどね。

意外なのですが、アメリカ人ってそういう意味ではかなり保守的というか慎重なのかも。

男性はなかなか「コミット」できないともいいますので(覚悟を決められないというか)、友達から恋人へ進展させるのには、ちょっと勇気がいるということなのかもしれません。

アメリカ人のカップルって、結構日本人のカップルよりもガチガチだったりしますから。

誰かと付き合っている人は、男性も女性も他の異性と二人きりで夜飲みに行く、なんてことはあり得ませんしね。

連絡はマメに取らないといけないし、男の子は女の子を迎えに行ったり送ったりしないといけないし(車社会だし)、職場には写真をドーンと飾るし、FBやSNSなどのステータスにも「〇〇と付き合ってます」とかわざわざ名前のリンクまで入れて公表するし、自分の写真も当然恋人とのツーショットだし...

何かと色々とあるわけですよ。

好きな間は、そういうのも苦じゃないのでしょうが、彼と彼女の関係になるとかなり拘束されることにもなるので、お互いに一歩距離を置いて、あえて「お友達」以上にならない、というカップルもいると思います。

(↑ そういう場合でもやることはしっかりとやっていますが)

ちょっと前ですが、ブラピとジェニファー・アニストンが結婚する前も、ずっと「お友達」だと言い張ってました。

周りがうるさいというのもあったし、彼女が出ていたテレビ番組「フレンズ」の宣伝だったのかもしれませんけどね。

私もジョーとは、婚約しているのですが、なんだか「私ってジョーの何?」と思うことも実はあるのですね。

どうしてかな?と思うのですが、きっとジョーがそういうことをはっきりさせないままに今の状態まで来てしまったからじゃないかなと思っています。

昨年の7月にプロポーズはされたので、そこから「婚約者」となりましたが、その前は、なんだったんだろう?と思います。

ジョーは、私のことを「彼女」だと思っていたみたいで親友にも彼女として私の写真を見せた、云々、と最初の頃、言われた時にはちょっとびっくりしました。

そんな約束を交わしたこともないし「私たちって恋人同士よね?」と確認したこともありません。

愛してる
I love you

とか

死ぬほど好き
I'm crazy for you

とか

ヒトコ(ジョー)なしではもう生きていけない
I cannot live without you

とかは既に言っていましたけどね。

アメリカ的には、それでも私たちは「Just friends」だったのかもしれません。

今は、ジョーは婚約者だとは思えるけど「ボーイフレンド」なのかな?と思うと、よくわからないです。

ジョーにしっかりと言ってもらわないとダメですね。

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