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本屋になるにはいくら必要だろう 【本屋さんまであと何歩 vol.2】

「本屋になるにはいくら必要だろう?」

私が本屋をやることを決めて、最初に考えたのはどこまでも現実的でつまらないコトでした。つまらないけれど、本気でやるなら避けては通れない問題でもあります。憧れや理想についてならいくらでも語る事が出来るけれど、霞を食って生きてく訳にはいきません。
何せ生活があります。私には妻どころか幼い子供まで居ます。一番大切したいものは自分の憧れや夢じゃありません。

けれど一番じゃないからって追いかけちゃいけないなんてルールはどこにもないはずです。
そこは大人らしく、ちょっと器用に、小狡く、何も諦めない方法を探すとします。叶うか叶わないか、ゼロかイチか、白黒はっきりさせられないグレーゾーンは思いのほか広大です。ちょうど良い場所がきっとあるはず。 

私の場合、そうして探り当てたカタチが「ECとイベント主体かつ、フェアだけの無店舗本屋」でした。

本屋の開業で大きなネックとなる店舗費用を解消し、一度の仕入れも極めて少なくすることでハードルを下げ、何も諦めずに小さく挑戦する枠組みを定めました。

具体的にはECプラットフォームはBASEさんで作って維持費は無料、ドメインだけ年間約1800円で購入しているので、実質お店の維持費は月額200円以下です。

その他には毎回の仕入れ予算や、配送関連の備品代、ショップカードの材料費がありますが、これらはどれだけかけるかコントロール可能なのであまり問題なりません。
もちろん人件費は自分自身だけなので手弁当でOKです。
この形なら月々の固定費はスポーツジムに通うより少なくて済みます。

かっこいい覚悟があるわけでも、人生を賭けているわけでもないけれど、これが地に足をつけた自分なりの最初の一歩です。

次のテーマは「店名はどうしよう?」です。
ネーミングっていざ決めて発表するとなると少し気恥ずかしいですよね。


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ちなみにnoteの「ストア」タブにも本屋としての販売書籍が載ってます。オよければンラインサイトの方も良ければ覗いていってくれると、本屋としてはとても嬉しいです!

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