生まれて初めて菖蒲湯(しょうぶゆ)に入りました
おはようございます、高塚アカネです。
朝から今日はもう感激していて…本当にすばらしい朝を迎えてしまいました。
生まれて初めて、菖蒲湯に入った、という話です。
菖蒲湯(しょうぶゆ)
ご参考までに外部サイト様、ご紹介をさせていただきます。
菖蒲湯とは…と説明するのもおこがましい、超・初心者でございますが、5月5日こどもの日の、冬至のゆず湯に並ぶ、お風呂の歳時、というものではないか、と思っています。
菖蒲(しょうぶ)は、スーパーなどでも売られ、わたしのように入ったことがなくとも、見たことはある、という方も多いのではないかと思います。
菖蒲との出会い
時は本当に突然おとずれました。高塚、以下の記事のとおりで、部屋に花を飾る生活がしたいがため、花屋さんに行く、という人生過去にない行動習慣が生まれておりました。
その後、購入した花が秒で枯れるなどの事件もございましたが(;'∀')、お花を飾る生活はなんとかスタートできておりまして、昨日も、花を何か買い足そう、と思い、花屋さんのコーナーをおとずれたんです。
…そうしましたら、並んでますよ!母の日のカーネーションとともに、青々とした、菖蒲!
この花屋さんを埋め尽くさんばかりの菖蒲を見て、
わたしに菖蒲湯に入ってみやしゃんせ、といっているな?(;'∀')
好奇心と誘惑に負け、一束すぐさま購入していた、というわけです。
齢30を超え、なんで初・菖蒲湯
昔話を思い出しながら、わたしがなんで菖蒲湯にいままで触れてこなかったのか、を探りました。
というのも、こどもの日自体、男の子のイベント、という印象がありますが、家族に男子、いたんです。いたのに何で菖蒲湯に入ったことがないのか? なんですが…。
その昔母とスーパーに買い物に行ったとき。
菖蒲の束を見て、「あれなに?ねぎ?」と聞いたわたしに、しっかり母は菖蒲湯というお風呂にいれるものだ、という知識は植え込んでくれていました。
なのですが母は言った。
「くさいからあんまりすきじゃない…」
そうか!くさいのか!ねぎっぽいしな!(笑)
若かりしころのわたしは試したこともないのに、そんな言葉をうのみにしていたんですね~(;'∀')
その昔話を思い出した時、花屋さんでも、買う前にちょっとだけ嗅いでみました。
ところが…ぜんぜん、においがしない。
何が嫌いなにおいなんだろう? と、気になってきた、というのもありで、菖蒲湯を一束、家にさっそくお迎えをしたのでした。
菖蒲っていい香り!をお風呂場で知る
菖蒲湯の知識が全くなかったので、わたしは風呂場で携帯を見る習慣があるのですが、先にご紹介した上段のサイト様で、菖蒲の知識をいろいろ調べておりました。
菖蒲は根っこの部分が香る、だとか。
温めないと香りは上がってこない、だとか。
そのまま入れてもいいし、刻んでもいい、など。
最初の一歩になるような知識だけさくっと読みつつ、わたしはちょっと粗雑なので、湯舟にねぎのような菖蒲の束の状態で、ぽいっと投げ入れてみました。
最初はまったく香りがせず、母は何のにおいがきらいなんだ…?と疑問に思うほどでした。
43度くらいの熱めのお湯に入れること、10分くらいでしょうか。やっと気づきました。
…いい香り!!
何のにおい、と形容しがたいのですが、パルマローザのエッセンシャルオイルのような…?
※わたしの言いかたは個人差あると思うので全くそんなことない!という方もおられますのでご注意を!
ただ思い出しました、うちの母。
柔軟剤などのにおいはじめ、どくだみなどの生薬のにおいもきらいだといい、香りがするもの全般嫌い、と言っていた時期があることを…。
菖蒲の香りを嫌うほど過敏になっていたんだろうか…と思うも、わたしには本当にいい香りにしか感じられない香りだったことを、菖蒲に代わってご報告いたします。
入ってわかる、ものすごい発汗作用
そして香りを楽しんだ後、ねぎのような見た目の葉が浮くお風呂にどぼん。
入ってみても、香りがいいな~と思って、相変わらず携帯を見ながら過ごしていたのですが、だんだん気が付いてきました。
汗がとまらない(笑)
香りがいいので全くお風呂がつらくない、ということもあるのですが、ず~っと入っていられるほどぽかぽか、爽快、なのに、汗はとめどなく流れてくる感じ。
なんとなく長風呂になりそうだ、と思っていたので、事前に水筒を持って行っていて本当によかったです。(;'∀')
汗をかく⇒水分⇒汗を書く⇒水分…のエンドレス。
結局、わたしは40度くらいのお湯に、50分浸かっていた、という記録をたたき出してしまいました。
香りが良くて爽快に入れるので、全く汗をかいても不快な感じがしないのが本当にすごい、と思っています。
さらに浮いている葉とも、肌に当たると多少痛いこともありますが、ただ浮いているだけじゃもったいないかな、と思い、サイト様の回遊で知った、
・頭に巻く(葉を(笑))
…を気分的にやってみたりして、なんだか楽しいお風呂タイムを過ごせたとは、余談です(笑)
そしてお風呂上りに気づく
お風呂上がりにいまnoteを書いているのですが、
・お肌がさらさらしている(制汗剤のシートで拭いたくらい)
・まだ香りが残ってる(すごくいい香り)
こんなことに気が付きました。
肌がさらさらしているのは、本当に化粧品を使ったかのようなさわやかさがあって…さらに香りが精油のようないい香りがする…という。
お風呂上がり感、最高か!!!
感激して、すっかり菖蒲のとりこになっている高塚です。
このさらさらした肌に仕上がるのは、ネットを回遊しても、「美肌」とうたったものは残念ながら見つからず…というものでした。ですが50分くらい入ったことと、菖蒲はまがりなりにも「生薬」であるということで、お肌にもよいことがあったのかもしれないな、と思っています。
(一つあったのは、お酒につけた菖蒲は殺菌効果がある、という記述です。殺菌効果が肌をさらさらにする、というのはありうるな…と思うも…と、ここは正直にエビデンス不足、と補足させていただきます)
年1回じゃもったいない気がするな…
このお風呂上がり感にすっかり虜になり、このnoteを書く前に、「生薬 湯 菖蒲」みたいなキーワードで、入浴剤を探してしまうほど大好きなものになりました。
そして風呂好きの心をわしづかみするように、菖蒲湯からどくだみ湯のような生薬のお風呂がぞくぞく出てきて、しばらく生薬のお風呂ブームが続きそうなことをお知らせいたします(笑)
身近な場所、スーパーなどで本当にさくっと見つかります、ぜひこどもの日の菖蒲湯、試してみていただきたいです!!
感動で2500文字を超えた一大記事となった本記事、ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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