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お気に入りのカーテン

そういえば、まぁまぁ前のことだけれど、
部屋に仕切りカーテンを付けた。


台所と、リビング兼、寝室の間だ。

玄関から寝室までが一直線に見えてしまうのが怖いなと思っていたのと、料理の匂いも移りやすそうだなということで、ずっと気になっていた。


だいぶ遅くなってしまったけれど、カーテンって部屋のイメージを左右するので、私はかなり重要だと思っていて、なかなか決められなかったのだ。


ようやく決めたカーテンは、光沢のある薄い色のブラウン地で、うっすらストライプの柄が入っている。
部屋との馴染みが良く、懸念していた圧迫感を全く感じないのがお気に入りだ。

しかも裏地(玄関側)は、濃いブラウンになっていて、寝室の明かりが点いていても透けないのだ。


このカーテンが目に入る度、私はご満悦だ。

良い買い物をした!

私ってセンスがいい!

と、自分を称賛できて気分がいい。


思えば、部屋の窓のカーテンも、引っ越してから確か1ヶ月以上は見つけられなかったはずだ。
(よくやっていけたな…!)

これこそ、部屋のイメージの大部分を占める重要なアイテムなので、悩みに悩んだ。

光沢のある糸の折り込まれたシャンパンゴールドのシンプルな無地のカーテンは、部屋馴染みがいい上に、部屋全体をパッと明るくしてくれて、買ってから今まで飽きることなく、大層お気に入りになっている。

安物だが、遮光性も高く、断熱・遮音などの機能性もいいものを選んだ。

開け閉めする度に、あぁ素敵だな、と思える。


妥協せず悩んで、納得したものを選ぶ。

お気に入りで、自分の周りを満たしていく。

これって本当に大事。


心地よい生活への、一歩一歩を、楽しんでいる。


なみなみさん🍸

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