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【工作】シルバニア用に絵本を作る

絵本でも画集でも、まぁなんでも良いが。

娘がシルバニア遊びをする中で、「おとうさーん、絵本読んでー」と言うおままごとをしていた。なるほど、『絵本(を模したおもちゃ)』はあるが、それはプラスチックでできた四角い固まりというか、『閉じた絵本』のおもちゃである。インテリア的に本棚に置けばそれっぽい写真になって良いが、開くことができない。

じゃあ、開ける本でも作るか。
娘ちゃん、手伝ってー。

シルバニアサイズにするから、えーと。
1ページあたり2cm幅くらいかな?まぁざっくりとね。後で切る予定の目安線だけ引いて、娘に絵の具を渡す。娘ちゃん、自由に塗ってー。あっ、これ後で切っちゃうけどいい?塗るときにね、この線ははみ出て良いから。

「はみ出ていいの?」をやたら確認された。えっ、普段そんなに「線をはみ出ちゃだめ!」って叱った記憶ないんだけどな……いやはみ出ずに綺麗に塗れるにこしたことねぇんだけど。いいよー、どうせフチ切っちゃうし。

『はみだして良い』の自由さ、思ったより嬉しいんだなぁ。いやでも、言われてみれば楽しいよな。

そこ乾かしてる間に、表紙も作ろう。
表紙はちょっと厚手のエェ紙を分けてやろう、ママの水彩紙をお使いよ。

ねこちゃんに見守られつつ


表紙を乾かす間に、本文の裏側も塗ってもらう。一応フィキサチーフ(定着液)もかけるか。絵の具が溶けてシルバニアが汚れてもよろしくないので、ちょっとコーティング的なね。

表紙に使うの、この中のちょこっとだけなんだよなぁ。切るのもったいないなーとか思っちゃう。まぁ切るけど。なんとなく絵の具を乗せてるだけでもなんとなく作品めいて見えるの、マジで水彩の楽しいところだからみんなやろう。

表紙は中の本文部分より気持ち大きめに。
フチをちょっとだけ切り揃えて、ホチキスでぱちん。

できた。

多少の雑さは目を瞑っていただいて。
いい感じじゃないですかね。

うむ、可愛い。
またそのうちつーくろ。

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