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読書コレクション・オブ・娘ちゃん①

いつもの鳴き声コレクション番外編というか。
②があるかは不明。ありそうな気はする。

娘は、
・ひらがなは1音ずつならほぼ読める
・でも本は正確に読もうとはしない。それより耳で覚えてるストーリーがあるから、それでそらんじる方が好き
っていう状況。3歳3ヶ月、そんなもんでしょ(なんならちょっと優秀な方でしょ、ホホホ)くらいの気持ちで見ている。
私に絵本を読ませておきながら、「んあーん!(そこ私が読みたかったのに!)」とお叱りストップをかけ、乱入してくることもある。理不尽。あと、ぬいぐるみとかシルバニア相手に『読んであげる』遊びも時々している。可愛い。
ヘッダーに写真を使ったけど、ちゃんとシルバニア側に見せるための向きにしてくれてるの偉いなと思う。保育園から学んでおるなぁ。
(絵本は『だんご3兄弟 3時のけっとう』/メディアファクトリー/佐藤雅彦)

それはいいけど、『耳で覚えたストーリーから記憶を掘り起こして読み聞かせる』ものだから、横で聞いてるとだいぶツッコミどころがあって面白い。
面白いので、記録する。

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今回は2冊から抜粋。
まずは『3さいの世界と日本の昔ばなし』(世界文化社)より。
色んな物語が入ってるタイプの絵本。

『これは、7ひきの子ヤギと、いっぴきのおおかみのおはなしです』
狼の数に言及があるの珍しいな。

『(聞き手のぬいぐるみに向かって)こわい?
ほら、ここ(挿絵)におおかみが隠れているよ。でも7ひきの子ヤギがいるから大丈夫』

子ヤギつよいwww

『でもぜんぜんみつかりません』
7匹の子ヤギたちの家に、オオカミが入り込んで子ヤギを食べるシーン。いや見つからんのかい。そんでそのまま次のページ行くんかい。じゃあオオカミは家に入ったけど全員無事だわ、めでたし。


『おにさん、ぼくをたべないで!』
一寸法師が姫と散歩して、鬼が来て、姫を守ろうとした一寸法師を食べてしまうシーン。
彼はそんな命乞いはせんと思うよ。


『すてきないえにいれておくれ』
『でも帽子かぶってるからちょっと狭いじゃない?』

これは挿絵の問題もまぁありまして、えーと3びきのこぶたの話なんだけどね、絵本の狼がこのイラストなんですわ。

家にいれてもらえないの、そんな理由じゃなかったと思うんだよなぁ。
友達に「家に入っても帽子取らないような非常識なやつだと思われてるんですね、納得です」って言われてた。マナーにも厳しい娘ちゃん。



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もう1冊。
『まどからおくりもの』(偕成社/五味太郎)より。
しかけ絵本になってて、窓から見えた断片的な情報だけで、サンタさんが相手を勘違いしてプレゼントを放り込んでいく物語。

『ここはくまさんのおうち』
『おくりものはぶたさんでした』

そこは『ぶたさんのおうちなのに、ぶたさんが着ていた猫シャツの柄で猫の家だと勘違いするシーン』なんだが。
くまさんの家は別途あるから言い間違えたかなと思ったら、贈り物でダメだった。

『これはしましまですね』
『おくりものはえりまきとかげでした』

そこは『白い首の3羽の白鳥と背景の黒でシマウマだと見間違えて、しましまえりまきをあげるシーン』だなぁ。エリマキトカゲ知ってんの?

『ここはだーれもいない。だからなんにもあーげない でもやだよ』
最初2行合ってるんだけど、最後になんかいらん5文字追加されたwwww
(※クマさんが大きい真っ黒な体なので、留守だと勘違いされるシーン)

『あっ、ふたごになってる』
なってないwwwww
(※少年の顔デザインの風船が並んでたので双子の兄妹の家だと勘違いされるシーン)

『うさぎたちはじょうずに喜んでました』
1文字も入ってない文章捻り出されちゃった
(※正しくは『たぶん わいわい おおさわぎ。』)


またなんか読んでほしいなー。
たのしみ。

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