幼児も家は『オフ』らしい

と、昨日保育園で面談しながら気づいたわけで。

娘ちゃん、ぼちぼち3歳半。
よく食べよく……よく？うんまぁ、それなりに眠り（もう一声寝てくれても良い気はする）、よく遊ぶ。喋りが達者で、ひらがなは1文字ずつならほぼ読めるし、数字も25までは安定して諳んじられる。不安定ながらその先も多少理解している。
発達面での心配は、ありがたいことに今のところ特にない。正直助かる。

なので悩みってほどの悩みはないけど、面談で相談すべき要素を強いてあげれば、
①今も授乳中
②家でのトイトレにやる気がない
このへんが挙げられる。
本人のペースに任せりゃエェという結論にしてるので、まぁほんと、悩んではいないんだけど。

①は、先生にも「乳首をくわえて遊んでるだけ」だと思われたけど、実はちゃんと乳が出てると伝えたらめちゃめちゃ驚かれた。まぁそうっすよね、私もびっくりしてます。マジどうなってんの人体。出るから飲むのか、飲み続けてるから出るのか。卵か鶏かみたいな話になるなぁこれ。尚、外出中に乳を求められることはない。保育園でも、例えば先生のおっぱいを触りにいくとか、そういうこともないそうだ。あぁ、それは何よりです。
②も、先生からすると「えっ、あの娘ちゃんが……？！」って感じらしい。保育園では自らパンツを履こうとする日もあり、オムツを履いている時でもトイレに行きたくなったら先生に伝えて行ったりするとかで。外出先で、大人用のトイレに座らせて（私が支えて）オシッコをしたことすら何回かあるので、多分ポテンシャルは十分にあるのだ。だがそれはそれとして、家ではまずオムツを替えたがらないし、パンツも嫌がる。どちらか選ばせたらオムツを選びよる。降園時に「あっ、オシッコ出ちゃった。でもオムツだから大丈夫だよ！」とかニコニコ言う。大丈夫ではあるんだけど、ちょっとそれは理解しすぎてるなぁ……その便利さに甘えないでほしいんだが。

と、いった会話をしながら、タイトルの件に気づいたってわけ。

娘からすると、多分保育園は『オン』なのだ。
『職場』とか『外出先』とか、カテゴリがそういう枠。どんなに気楽に過ごしていても、ある程度以上には崩さない。
そんで、家が『オフ』。
大人がパンイチでビール飲んでだらけてるようなもんだと思ってくれれば良い。多分、それの幼児版。確かにおっぱいを飲みながら「おいしい」ってわざわざ言うし、オムツの方が楽な格好ではあるんだよな。いやビール感覚で乳を飲むな。

たまに私に噛み付くことがあるんだけど（「いたい！」って言ったらすぐ「ごめんなさい」とは言う）、あれも保育園でやらかしたりしてないかと聞いたら全然素振りすらもないらしいから、甘えてるうちにうっかり出る『オフ』枠なんだろうなぁと、なんか納得した。
無意識でも、よそさまへの線引きが出来てるのはとても偉いぞ。でも出来ればママに噛み付くのも段々なくしていこうね。

アニメの戦闘シーンも怖がる娘だけれど、男の子を苦手にしたりとかはしてないかと、ふと思い出して聞いてみた。
『男の子』そのものを怖がったりはせず、そういう遊びが始まった時だけスッと避けて別の子とお人形遊びとかをしているらしい。うむ、なんかこう、上手く生きてるなぁ。

保育参観の時間に見ていた娘もまぁ大体想定内の姿だった。その後先生とお話してみて、（オンオフ分けてるんだなぁ）の結論をしみじみした感じ。
まぁ、家がちゃんと『オフ』になってるならそれは何よりだと思いますのでね。ならば良かったと、そう思うことにするのである。