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眼鏡に慣れてほしいから作った

ワイヤーで。
ヘッダー画像左のやつ。

娘は斜視だか遠視だかの話が出ている。
曖昧な表記なのは、とにかく検査用の眼鏡をかけることを嫌がって、精密検査が進まないのである。ガラス部分を大人が持って目の近くに持ってくるのすらダメ。うーん困った、おそらくは今後検査が進んでもほぼ確で眼鏡にはなるとか言われてるんだけど。


で、次は2ヶ月空けて検査をしようって話になってる。空ける意味はよくわからんが(前回の点眼の副作用を完全に抜いてからってことかな……?)、まぁチャンスっちゃチャンス。
この2ヶ月の間に、眼鏡に対する抵抗感を払拭しよう。

とりあえず、まずはシルバニアに眼鏡を作った。娘の生活は9割がシルバニアである。本人用の眼鏡の前に、まずは親しみやすいところから。

なんとなく『おとうさん』みが増したなぁ。
ちなみにこれを作ってから『鉛筆にワイヤーを巻き付けて作ると綺麗な円になる』を知った。あー、なるほど次はそうしよう。あと、耳にひっかけたりできないので後ろのワイヤーを長めにして毎回ひねって留めるか、あるいはゴムを結ぶかなどの工夫が必要だなって思った。まぁ最初の作品なんてこんなもんよ、一旦作ることで改善点が見えてくるもんだ。
ショコラウサギファミリーの『おじいちゃんおばあちゃん』は眼鏡付きバニアなんだけど、あのへんはどういう作りになってるんだろうなぁ。今回の為だけに買うことはしない(自制)けど、構造は知りたい気持ちがある。これはシルバニアファンとしてではなくて製作者目線だなぁ。
我が家は赤ちゃんバニアの方が多いからほんとはそっちから作りたかったけど、これ以上小さなものはかなり難易度が高いというのが正直な感想ではある。ピンセットとかでがんばらんといかんか……?

さて、この歪みも改善点も多いお手製眼鏡だが、娘は喜んでくれた。遊べば当然ながらすぐズレるのだが、娘自らおとうさんウサギにかけようとしたりする。細いワイヤーだし、まぁ遊べば遊ぶほど歪んでいくんだけど。自由に動かせてほしいけど、もうちょっと固定力もほしい……むぅ……。

で、同じ素材で娘用のワイヤー眼鏡を作成したわけである。フレームだけだから重さはほぼないはず、とりあえずこれで『目の周りに何かある違和感』が払拭されてくれればかなり前に進むはず……!
とはいえワイヤーが細すぎるし、耳掛け部分が痛いかなぁとか思ったけど(今度モールとかで強化しよかな……)、作ったら意外とかけてくれた。おっ。これは好機とばかり、すかさず褒めまくる。「かわいーっ!!えっ、似合うね娘ちゃん?!!??」「写真撮っていい?!!??」
歪んだフレームをかけて、娘はピースマークをキメてくれた。いいぞ、いいぞ……!

すぐに外されてしまったが、まぁ粗雑な作りのおもちゃなので、ずっとつけているようなものでもない。全然良い。

尚、この遊びのほかに、見ている動画などで「あっ、この子もメガネさんだねぇ」とか指さしての意識づけをしてみたりもする。保育園のZOOM懇親会が最近あったんだけど、そこにも1人メガネちゃんがいた(うわ助かる)。
ついでに友人が「今度遊ぶ時、うちの子にもサングラス掛けていくからみんなでメガネで集まろうぜ」って、娘さんにイケイケなサングラスかけてもらった写真を送ってくれたりした。えー、やろやろー!ご協力助かります。

そこにダメ推しで、私も眼鏡を引っ張り出してきた。ヘッダー右のやつ。
元々視力に恵まれて裸眼族なんだけど、絵を描く時の『作業モード』にならんかなーくらいの気持ちで伊達メガネを買ったことがあるのである。まぁ結局しまいこんでたけど。

かけたら、娘も真似してワイヤー眼鏡をまた掛けてくれた。おっ、自ら?!!??
「おそろいだー!写真撮ろ!!!!」って普段あまりしない自撮りツーショットも撮った。もー、アゲてこアゲてこ、どんどんアゲてこ。


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色々試して、なんとなく娘のメガネイヤイヤ感、かなり払拭された気はする。
一度だけぽつっと「ママは娘ちゃんがメガネしても可愛い?」って言ったのが、ちょっとこびりついてる。可愛いに決まってるじゃーん!!!!!!見た目が変わることで可愛くなくなるかもって心配してたの???大丈夫だよ世界一可愛いよ?!!???

「最近は子ども用のメガネも色んな色があるはずだよー。たのしみだねー」って言ったのもよかったっぽい。「何色がいいー?」って聞いたら「ピンク。うすピンク」との回答だった。おぉ、そこまでこだわったビジョンが見えるなら是非探そう、うすピンクの可愛いやつ。と言ったら、「うん!うすピンクの、シルバニアのメガネ!」とにこにこしていた。
シルバニア柄は……あるかなぁ……?(苦笑)

だいぶ前進した気がする。
次の検査、うまくいきますように。

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