『イシナガキクエを探しています』 用語集
【人物】
米原実次(よねはら さねつぐ)
生涯に渡り《イシナガキクエ》という女性を探し続けた老人。1940年、林業を営む米原家の次男として生まれるが、妻子を含む家族を全員病気や事故で亡くしており、最終的には独居状態だった。曰く「家族のような存在」であるイシナガキクエに一目会うべく、尋ね人のチラシを自作して配布していたが、近隣住人からは奇異の眼差しを向けられていた。
テレビ東京の密着取材を受けていた最中の2024年2月、焼身自殺。享年84歳。死の直前、キクエの存在を疑い始めた