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声×NFT 第16回「メタバース×ナレーター」

こんにちは!NFTナレーターの松本ふみこです。
このマガジンでは、NFTやメタバースなどのWEB3業界において、声の活動をどう活かしていけるのかを模索し発信しております。
今回は、これから発展していくであろうメタバースビジネスにナレーターがどう関わっていけるのか考察してみました。

メタバースビジネス

以下のnote記事に、注目のメタバースビジネスについて紹介されています。
書かれている内容としては、以下のようなものです。

プラットフォームを作る / ワールド制作 / アバター制作 / イベント制作 /ゲーム制作 / 広告業 / マーケット / 音楽ライブ / 観光・地方創生 / デジタル不動産投資 

ナレーターは、ある意味どのジャンルとも関われるのでは?と思いました。

例えば、
●ワールド内施設の音声ガイド
●イベント会場でのアナウンス
●メタバース内広告のナレーション 
●アバターの声優
●プラットフォームやワールド自体をPRするためのCMナレーション 

リアル世界と同じ需要

こうやって見ると、現実世界とやってること同じだよね。メタバースでなくてよくない?という突っ込みも入りそうですが、そうなんです。結局ナレーターとしては、やることは同じです。

では、なぜメタバースなのか?
リアル世界と同じ需要が、もう一つ別の世界にできるってすごいチャンスじゃない?という事です。

例えば、
現実世界の美術館音声ガイドをやってみたかったけど、つてもないしライバルも多くてチャンスがない。
でも、メタバースならライバルが少ないし、施設自体はこれから増えていくだろうし、今から人脈作ればやるチャンスがあるんじゃないか。
といった感じです。

もちろん、まだ一般的に普及していない業界なので、お仕事として成立するにはまだまだかかると思います。
しかし、これから数年かけて発展していくであろう業界ですので、今から情報収集と人脈作りをしながら活動していく価値はあると思っています。

では、どんな活動の仕方があるのか具体例をご紹介したいと思います。

メタバース音楽ライブのナレーション

NinjaDAOちひろさんというナレーターさんの活動です。
以前の記事でもちひろさんの活動は紹介しましたが、
(記事はこちら)声×NFT 第12回「注目の音声NFT」|HITOCOE|note

NINJAメタバライブというメタバース音楽ライブで、オープニングナレーションや曲紹介ナレーションなどを担当されています。

NINJAメタバライブはNinjaDAOから派生した活動ですが、徐々に規模が大きくなり、今はメタバースでのライブをサポートする会社として独立した企業となりました。

企業としての収益が上がれば、おのずとナレーター含めスタッフが収益を上げられるようになります。
メタバースでのライブも今後注目が集まりそうなので期待したいです。


イベント応援システム

ちなみにNinjaDAOのメタバースプロジェクトには、イベント応援システムというものがあります。Ninja DAOのサービスを購入すると、売上はクリエイターなどのサービス提供者に支払われ、一部はイベント制作費に寄付される仕組みです。

さまざまなサービスがあり、メタバースワールドのアセット制作、アバター制作、動画制作などが現在登録されています。
私も、ナレーションでサービス登録しています。
これからもサービスのジャンルは増えていく予定です。

Ninja DAO応援NFTの説明資料より

Ninja DAO応援NFTの説明資料はこちら

プロジェクトにも資金が入り、協賛する側も単にお金を出すのではなくサービスを提供してもらえるし、クリエイター側もサービス提供で収入を得ることができます。
この仕組みで、実際にワールドのアセット制作サービスなどが提供され、メタバースイベント「CNP宝島2022」というプロジェクトに応援金の一部が寄付されました。
今後もこの仕組みがうまく機能していけば、マネタイズのひとつの手段として期待できそうです。


メタバースイベントにナレーターとして参加

「CNP宝島2022」に関しては、私自身ナレーターとして運営にも参加しています。
イベントPR動画のナレーションをしてSNS発信をしたり、Twitterのスペースで情報発信したりしています。

まずはこの業界で自分を知ってもらうことが大切だと思うので、積極的にプロジェクトに参加していきたいなと思っています。

ちなみにこのイベントは、誰でも参加できる宝探しイベントです。
clusterというプラットフォームで、8月27日に宝探しイベント、28日にフォトコンテストが開催されます。
アプリをダウンロードすれば、パソコンからでもスマホからでも遊べます。
テレビゲーム感覚でたのしめるので、よかったら参加してみてください。
メタバースデビューにはちょうどいいかもしれません。


これからの可能性

まだメタバースに興味を持っている人は一部の人間かもしれません。
しかしこれからこの業界が発展していき、より一般化層へ広がっていく段階で、メタバースプラットフォームの広告PRも出てくると思います。
そこで、CMナレーションのチャンスがあるかもしれません。
また、メタバースが一般化すれば、ワールド内での広告ビジネスも生まれてくるでしょう。
そうやって、このリアルな世界と同じくメタバースにもナレーターが求められるようになると考えています。

ひょっとしたら、まだ想像もつかないようなメタバースならではの需要もあるかもしれません。
そう考えるととてもワクワクします。

まとめ

今回は、メタバースビジネスとナレーターについて考えてみました。
ナレーターに限らず、これから波が来そうな新しい業界で自分のスキルをどう生かしていけるだろうかと考えることは、とても楽しいことだなと思います。
と同時に、いつかチャンスが巡ってきたときにきちんと価値提供ができるよう、日々スキルアップの努力も忘れてはいけないなと思う今日この頃です。




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文責:松本ふみこ
福岡県在住のナレーター。宅録を中心に、全国にナレーションを納品している。最近は声のNFTに挑戦。Twitterでも情報発信中!
〇Twitterアカウント:@narratorfumiko
〇ウェブサイト:フリーランスナレーター松本ふみこ

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