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声×NFT 第29回「メタバースとコミュニティ」

こんにちは!NFTナレーターの松本ふみこです。
このシリーズ「声×NFT」では、まったくITの知識がなかった私が、NFTやメタバースなどのWeb3業界に飛び込んで、声の活動をどう活かしていけるのかを模索し発信しています。

先日、「CNP宝島2023」というメタバースイベントに参加しました。
私は運営メンバーとして関わり、数々の刺激を受け、メタバースの可能性を感じましたので、その内容をご紹介します。


CNP宝島2023について

イベントの概要

「CNP宝島2023」は、NFTコミュニティ「NinjaDAO」のメンバーによって企画されたもので、メタバース空間で宝を探し順位を競うイベントです。
アスレチックや迷路、クイズなどをクリアし、宝箱を目指します。

「NinjaDAO」や「CryptoNinja」に関してはこちら


このイベントは、昨年の夏に第1弾が開催され、今回は2回目となりました。
今回は、共通のNFTを持つ人々がチームを組み、NFTコミュニティ対抗戦が繰り広げられました。
個人参加も可能で、NFTの有無に関わらず多くの人々が楽しみました。
今年の会場は、軽量化に力を入れているRium(リアム)というメタバースプラットフォームで開かれ、スマホでも操作しやすかった事も多くの人が集まった要因かもしれません。


以下は、その模様をダイジェストにまとめた動画です。
ぜひイベントの盛り上がりを感じてください。


コミュニティのパワー

今回は4つのチームに分かれてのコミュニティ対抗戦でした。
そこであらわになったのは、各チームのコミュニティパワーでした。

どのチームも、好きなNFTプロジェクトを盛り上げたい、プロジェクトの代表を応援したい!という思いが強く、それが結束力に繋がり、イベントの盛り上がりにつながったように思います。いわゆる押し活です。
この「推し心」を刺激したのが、CNP宝島2023の成功につながったと言えます。

【宝島を主催したフォンさんの投稿】


コミュニティでの活動

運営メンバーも一つのコミュニティです。
イベントに向けて3カ月前から準備を進めてきました。
ここでの活動は、上から下に仕事が下りてくるのではなく、大まかに仕事を振り分けたあとは、自主的に動きます。
主催者を中心に、ワールド制作、音楽制作、イラスト制作、アバター制作、営業、公式SNS発信など、様々な分野に分かれて作業をしました。
私は、イベント紹介のナレーションや動画制作、当日のリポートを担当しました。
それぞれの「好き」と「得意」を活かして取り組みました。

こうした活動を通じて、仲間の才能に触れる機会が多くありました。
「こんなに素晴らしいイラストを描けるんだ!」「この音楽すごくいい!」「図解が非常にわかりやすい!」など、仲間の才能に直接触れ、刺激を受けました。

また、面白い化学反応もありました。
クリエイターのなののさんのイラストからインスピレーションを受け、あしたかさんが曲を作り、それを聴いたフォンさんが文章を書き、その文章に私が声を加える形で動画を制作しました。
これにより、一人のクリエイターでは生まれなかった作品が誕生しました。

それがこちら

互いの作品に刺激を受けて新たな作品を生み出す。
これこそが、コミュニティでの活動の魅力だと感じました。

メタバースでの声の仕事

宝島のイベントは、スタート地点のメイン会場のほか、アトラクションごとに3つの島(ワールド)があります。
スタート地点のメイン司会者が、各島に配属されたリポーターに話を振り、イベントの様子を実況します。
メイン司会は、Web3を中心に声優や司会者として活躍するリツトさんが務めました。
彼は、宝島以外にも多くのメタバースイベントの司会を務める人気者です。

そして私は、クイズ島のリポーターを務めました。
これまで私は、ナレーションを中心にNFTプロジェクトに関わってきましたが、メタバースでのリポートは新たな挑戦でした。
事前にワールドの特徴や各チームの情報を調査し、当日の参加者の様子を実況するなど、難しくもありましたが多くの学びを得ることができました。

コロナ渦、オンラインイベントの司会者という仕事ができたように、今後メタバースが普及していけば、このようなメタバース上の仕事も増えてくると思われます。
仕事の選択肢の一つとして注目すべきだと感じています。

Web3へようこそ

そして、何よりも嬉しいのは、声優・ナレーターの冷水優果さんが最近Web3の世界に参加されたことです。
彼女は今回の迷路島のリポーターとして参加しました。
冷水さんは声優・ナレーターとして幅広い経験を持ち、その活躍はSNS上でも見かけることもありました。
彼女がWeb3という新たな分野に興味を持ち、一緒に活動できたことは非常に嬉しいことでした。
ちなみに、冷水さんは「倭の国」というNFTプロジェクトの声優オーディションに参加し、翠梨役にも選ばれています。
その縁もあって、宝島への参加が実現しました。

「倭の国」のオーディションに関しては、こちらの記事で紹介しています。

また、冷水さんはWeb3の声のコミュニティ「声DAO」にも参加されています。
Web3はまだ新しい領域ですので、声の専門家がそれほど多くはいません。
その分お互いのコミュニケーションは深く、新しいチャンスもつかみやすいという特徴があります。
もし、活動の幅を広げたいと考えている方がいらっしゃれば、Web3コミュニティもぜひ選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。


メタバースの可能性

今回のイベントを通じて、メタバースの可能性を改めて感じました。
メタバースの定義は難しいですが、いわゆるオンラインゲームの世界とおなじようなものです。
「マインクラフト」や「あつまれ動物の森」もある意味メタバースです。
しかし、ゲームよりももっと広い意味合いを持つのが、メタバースなのかなと解釈しています。
ゲームを楽しむだけでなく、自身でワールドを創造し、イベントを開催し、仕事を行うこともできる。
自由な発想が育まれる場所が、メタバースの魅力です。
楽しみ方も多様で、新しい仕事もうまれます。

そして、コミュニティがその可能性をさらに大きくします。

【NinjaDAO創設者イケハヤさんの投稿】


世界が注目するメタバースプラットフォーム

世界中で注目を集めているメタバースプラットフォーム「The Sandbox(ザ・サンドボックス)」では、「CNP Land」というCryptoNinjaの世界を楽しむためのワールドが誕生しました。

The Sandboxは、ブロックチェーン技術を基盤としたゲームプラットフォームです。
ユーザーがゲームやサービスを制作でき、ボクセルアートやメタバース関連のビジネスにも注目が集まっています。

「CNP Land」は、精巧に作り込まれた美しいワールドです。ぜひ足を運んで楽しんでみてください。

多くの人が参加している時間帯の方が、その楽しさを体感しやすいと思いますので、イベントの時間に入っていただくと良いかもしれません。

「CNP Land」の体験イベントが3週連続で開催されます。
第1回:9月3日(日)19:00〜19:30
第2回:9月9日(土)19:00〜19:30
第3回:9月16日(土)19:00〜19:30


まとめ

今回は、メタバースの可能性とコミュニティの力について考察しました。
コミュニティの存在は楽しみを倍増させ、仕事の幅も広げます。
その舞台の一つがメタバースです。
声の活動もメタバースにおいてどのように展開できるか、これからも探求し挑戦していきます。
また、今後の報告もHTOCOEで行う予定ですので、ぜひご覧いただければ幸いです。



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〇Twitterアカウント:@narratorfumiko
〇WEBサイト:フリーランスナレーター松本ふみこ
〇NFTコレクション:https://opensea.io/collection/ninjartcollection


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