声×NFT 第25回「声DAO誕生!」
こんにちは!NFTナレーターの松本ふみこです。
「声×NFT」というこのシリーズでは、まったくITの知識がなかった私が、NFTやメタバースなどのWeb3業界に飛び込んで、声の活動をどう活かしていけるのかを模索し発信していきます。
今回は、Web3の世界でついに発足した声に関するコミュニティ「声DAO」についてです。
声DAOのみかさんとスペース
声DAOは、ボイストレーナーであり、声のスキルアップ情報の発信もされているみかさんが発足したコミュニティです。
私もこのコミュニティに参加しています。
先日、みかさんとTwitterスペースでお話しする機会がありました。
その時の話を元に、声DAOの魅力についてご紹介したいと思います。
スペースの音声はこちら☟
DAOの定義ついてはこちらで解説していますが、声DAOで言うDAOは、主に「コミュニティ」の意味で使われています。
声DAO
声DAOとは、一言で言うと主にWeb3で声の活動する人達のためのコミュニティです。
ディスコードというチャットツールを使って、情報交換やコミュニケーションをとることができます。
みかさんによると、
●声のスキルアップができる場所
●声が欲しい人と声を活かしたい人をつなぐ場所
●声を使って、気持ちをほぐせる場所
このような場所にしたいという思いで立ち上げたそうです。
声のスキルアップができる場所
声DAOでは、声を使う人たちのスキルアップを応援しています。
最近、Web3ではVoicyやTwitterスペースなど、音声のアウトプットをする方がとても増えています。
しかし、声の出し方を学んでいる人は結構少ないです。
そこでみかさんは、自身の経験や知識をもとに、音声配信に役立つ情報をTwitterなどで発信しています。
また、平日毎朝5分のボイストレーニングをTwitterのスペースで音声配信されています。
またディスコードには、音声配信者だけでなく、最近ではナレーター、声優、詩吟など、様々なスキルを持った人材が集まっています。
様々な属性の人たちが情報交換できる場所となっています。
ゆくゆくはディスコード内で、ナレーションや歌、フリートークなど、声のジャンルごとの部屋を作っていきたいと考えているそうです。
声が欲しい人と声を活かしたい人をつなぐ場所
Web3でもすこしずつ声の需要が高まってきています。
しかし、プロのナレーターや声優に依頼するのはコストや時間がかかりますし、知り合いに頼むか音声合成を使うしかないと思っている人もいるといいます。
そこで声DAOでは、声を仕事にしていきたいというアマチュアやセミプロの声優やナレーターを紹介したり、プロに声を入れてもらえるような機会を提供していきます。
声を探しているという方も、気軽にDAOに参加してコミュニケーションをとってもらうことができます。
プロダクションと違い、実際コミュニティの中に入って交流することができるのもDAOのいいところだと思います。
声を使って、気持ちをほぐせる場所
みかさんは、スタンドエフエムで育児についての発信もされている二児の母でもあります。
自身の子育ての経験から、声を出すことや大人と話すことの大切さを感じたそうです。
子供としか話さない時間が長くなると、孤独やストレスが溜まりがちです。 そこで声DAOでは、子育て中のパパママにも参加してもらいたいと考えています。
声を仕事にしたいとまでは思っていないけど、声を出す場を求めているという方にも参加してもらえるような、間口の広い場所にしたいという思いがあります。
「声DAO」に参加するメリット・理由
<仕事につなげる>
声DAOがやろうとしていることは、私がWeb3で一番やりたかったことで、なかなかできなかったことでもあります。
私は、Web3でナレーターや声優の需要を増やしたい!需要と供給をつなぎたいと思っていました。
みかさんが声DAOを立ちあげ、お誘いいただいたことで、その道筋が少し見えた来たように思います。
声DAOは、もう少し広いジャンルのコミュニティですが、その中でナレーターや声優の活躍の場を広げられる役割を担えればと考えています。
<スキルアップ>
スペースでみかさんとお話していた時、ナレーションについて話す機会がありました。
その時に、聴いてくださった方から大変好評でした。
普段ナレーターとして意識していることが、他の方の参考になるのはとても嬉しいですよね。
また、情報交換やアドバイスをすること自体、スキルアップにつながると思っています。
教える、伝えるという行為は、あらためて自分の中の知識を整理する事ができ、学びが深まります。
ですから、自分のスキルアップのためにも、声DAOでアウトプットしていこうと思いました。
<挑戦や学び>
このコミュニティで、別の職業の方や、今からナレーターや声優を目指したいという方と積極的に交流するのは良いことだなと感じています。
私のスキルや知識を共有するだけでなく、自分が苦手な分野を、それが得意な人に学んだりすることもできると考えています。
お話上手なみかさんには、ぜひフリートークを学びたいし、歌のボイトレもナレーションに生かせたらと思っています。
また、原稿を読まずに自分の言葉で流ちょうにしゃべれる音声配信の達人には、一人喋りを学びたいなと思っています。
まとめ
音声配信、歌、ナレーション、声優など、同じ「声」を使う人たちの中の異業種交流って、ありそうでなかった気がします。
それぞれの学んできたことが、お互いの仕事や活動に生かせることって結構あるのではないかと期待しています。
自分が気付かなかった可能性にも気づけるかもしれません。
Web3で声の需要を増やす!という目的を遂行しつつ、声DAOでは色々な活動に挑戦していきたいと思っています。
よかったら、ぜひ一緒に活動しませんか?
進展があれば、HITOCOEでも引き続き発信していきたいと思います。
また読んでいただけたら幸いです。
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