脳内会議のすすめ ~亡き偉人への感謝とともに~
何か問題が起きた時、どうしてますか?
私は最近、脳内会議で解決策を探しています。
脳内会議とは、つまり、妄想会議です。
「あぶなそう」と、ここでひかずに、もうちょっとだけお付き合いください。
何故なら、この脳内会議、なかなか優れた一面もあるんです。
脳内会議は、文字どおり頭の中で開催されます。
そのため、出席者の選定、進行、タイムキーパーなど、全ての役割を自分が担うことになります。
そうやって会議を組み立てていると、本来の問題から一度思考が離れます。そうすることで、問題と冷静に向き合うことができるんです。
しかも、ご参加いただいた偉人や先輩方の経験則や理念に当てはめて、解決策を考えることもできます。
ね、意外と悪くないと思いませんか?
もし、解決策が見つからずにお困りの方は、一度試してみてはいかがでしょうか。
ちょっと調子に乗って押しすぎましたかね…ごめんなさい。でも、もし、お役に立てたら嬉しいです。
------追記------
脳内会議にご出席いただいている一人の偉人が、つい先日、他界されました。
私は、その方から「『私』は『公』のために」という視点で、たくさんのアドバイスをいただきました。感謝の気持ちと共に、謹んで哀悼の意を表します。
「『私』は『公』のために」の意志を継ぐことが、今の私にできることだと考え、今回の「脳内会議のすすめ」を書くことにしました。ほんの少しでも『私』の脳内会議が『公』の誰かのお役に立てるといいのですが……。
たくさんの功績を残された方ですが、ご自身の職業について「なるもんじゃない」とおっしゃったこともあるそうです。
きっと、数々の功績の影にはたくさんの葛藤があったのでしょう。自分の選択が誰かのためになる一方で、誰かを傷つけてしまうというという葛藤もあったと思います。それでも前へ進むことを選んだ。その結果が数々の功績に結び付いたのだと思います。
「『私』は『公』のために」という視点で、ご自身の職業を選び、全うされていたんだと思います。その一貫した姿勢と精神力には脱帽です。
国や敵味方の枠を越えて、人として素晴らしいと思います。
そういった先人の背中から、人としての正しさをしっかりと学んでいきたいものです。
人は、みんなの記憶から消えたときに、本当の意味で亡くなるのだ。と聞いたことがあります。
李登輝さんは、きっと、私達の記憶の中で生き続ける方だと思います。
もちろん、私の脳内会議にも引き続きご出席いただく予定です。「『私』は『公』のために」の一貫した立場で。
安らかな旅立ちになりますよう、心よりお祈り申し上げます。
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