トイレのOB問題
犬を迎えてはじめにすることのひとつ、トイレを覚えてもらうこと。
これがなかなか大変で、苦労されている方も多いのではないでしょうか。
「なんで覚えてくれないの!」と思ったときに、ちょっと考えてほしいことです。
トイレでしてほしい
一緒に生活する上で、トイレの場所を覚えてもらって、そこでしてもらった方が都合がいい。だから、トイレを覚えてほしい。私もそう思います。
トイレを覚えてもらうときに、イライラしないために大切なのは
トイレでしてほしいのは、人間。
トイレを覚えるのは、犬。
という、関係であること。
野生の犬は、好きなところにトイレをします。そもそもトイレトレーやトイレシーツを知りませんし、どこでしても怒られることはありません。つまり、トイレをトイレと決めたのは人間で、犬はそこがトイレとは知らないんです。犬たちに「トイレを覚えたい」と思ってもらうことが大事です。
慌てず、上手に伝える
慌てる気持ちは、犬に伝わります。トイレというものを知らないのだから、失敗して当然。トイレでしてくれたら大感謝。思いっきりありがとうを伝えます。感謝の気持ちも、犬に伝わります。
犬たちに上手に伝えるために、
・愛犬をよく見て、トイレをするタイミングを把握する
・トイレでしてもらえる工夫をする
・トイレでしてくれたら、感謝とともに愛犬の好きなおやつをお礼としてお渡しする
を繰り返すことです。
そして、覚えてもらうために、もうひとつ大事なこと
失敗しても、怒らない
違う場所にしたり、はみ出したり、うまくいかないこともあります。でも、怒らない。トイレを覚えてほしいのは私たち。トイレを覚えるのは犬たち。たとえ失敗したとしても、覚えようとしてくれていることに感謝です。
もしも、イライラするときは
日ごろは犬たちに感謝しているけど、今日はイライラする。そんなときは、自分を労る合図かも。ちょっと立ち止まって、自分を内観してみてください。
最近、忙しすぎていませんか?
心に余裕がなくなっていませんか?
最近、楽しいことできてましたか?
誰しも気分の上下はあるものです。あれ?っと思ったら、自分を見つめるタイミングです。
犬たちは、私たちにいろんなことを教えてくれています
上手くいかないと思ったら、一度、自分の思い込みを手放して、いろんな角度から出来事を見てみると、見方が変わるかもしれません。
愛犬のトイレだけでなく、すべてにおいて。
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