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#19.あなたは「自分の意見」を言えますか?

私は小さい時から、手を上げて「自分の意見」を言うのが苦手でした。
答えはわかっているけど、間違っていたら恥ずかしい。
前から順番に答えを言う時も、ドキドキでした。
みんなの前で話す時も、書いたものを見ながらなら大丈夫でも、感想や質疑応答など、まとめてわかりやすく話すのが苦手でした。

意見を言わなくてもちゃんとわかっているし、行動で示したらいいと思いながら学生時代を過ごしていました。

就職して1年目、関東で過ごした生活には支障はありませんでした。
2年目に大阪に就職すると「ちゃんと意見を言わないと伝わらない、どう思っているか話して」と友達に言われたことがきっかけで、意見を言うようになりました。不思議と言ったほうがストレスがたまらず、みんなと仲良くなれました。

職場を10回以上変えているので、その職場の状況みて、意見を言うクセがついています。いい人に見られたい願望があり、そのまま自分の意見を言って、嫌われたらどうしようとか思っていたこともありました。

私は母子のコミュニケーションや身体に関して見るようになってから気づいたことがあります。

親が子どもの話をしっかり聞いて、話を返している親子はいい関係になっている。「これなあに」「どうして」「いやだ」に対して上手に言葉のキャッチボールができると、子供は自分の意見を言っていいんだと思えるようです。

育児相談にきた2歳半の男の子、言葉の発達は早く母と普通に会話ができている。母の凄い所は、子ども優先ではあるが、時に私と話す時、ちゃんと子供に説明して話している。今何が大事か、待つことなども。そして、目を見てお互い話している。

私は3人兄姉の末っ子で、上の姉と5歳離れています。上の二人を見て育ったので変に空気が読めます。ここで、これをいったら怒られる。黙っていた方がいいと思ってしまう。手のかからないいい子だったと母に言われたことを思い出しました。母は家で仕事していたので、余計なことを行って手を煩わせたくないと思っていた感じがします。

子どもが親の心を深読みせず、ストレートに言葉のキャッチボールができるように、親がゆとりを持って生活できるように寄り添いたいです。

あなたは「自分の意見」を言えますか?

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