ひた森の担い手づくり協議会

北部九州の中央、森と共に生きる日田(ひた)の林業界が力を合わせ、未来世代に豊かな森と、…

ひた森の担い手づくり協議会

北部九州の中央、森と共に生きる日田(ひた)の林業界が力を合わせ、未来世代に豊かな森と、産業と、地域の暮らしを引き継げるよう、「森を育てる担い手」や地域の皆さまに情報や機会を届けます。 https://hitamoridukuri.com/

最近の記事

【研修生募集】ひたの森で収入を得ながら造林・育林を学ぶ3カ月研修生を募集

森の仕事に関心のある皆さんへ。ひた森の担い手づくり協議会では、新規就業をバックアップするべく、日田地域で収入を得ながら造林・育林を学ぶ3カ月研修生を募集します。 初心者歓迎。必要な基礎知識を身につけながら、苗木の植え付けや下草刈り作業までの実践を通じて、森の仕事に慣れることができる研修です。研修終了後、研修先の事業体等での就業をサポートします。 研修期間は2024年11月1日から2025年1月末日まで。ふるってご応募ください。 <研修概要> 日田地区で造林・育林作業員と

    • 「しっかり儲かり、働きやすい造林・育林業を学ぶ」中川雅也さんに学ぶ、ひた森講演会レポ

      こんにちは。ひた森広報チームです。 日田盆地は連日の猛暑。鍋底にあたる日田駅周辺の海抜は80メートルで、うだるような暑さが続いてますが、日田の最高標高は1,231メートル(前津江町釈迦岳)。こんな日は標高の高い森や、そこから湧き出る川のせせらぎに涼を求めたくなりますね。 さて、今回は5月に開催した「ひた森の担い手づくり講演会」の様子をレポートします。初開催となったひた森講演会では、林業の担い手を増やす方法を考えるべく、和歌山県田辺市で「しっかり儲かり働きやすい造林育林業」を

      • 【参加者募集】 育林・造林の基礎が学べる「ひた森勉強会」2024年度の受講生を募集します

        こんにちは。ひた森広報チームです。 2023年度に初開催した造林・育林の基礎を学べる「ひた森勉強会」を今年も開催。参加者の募集を開始しました。 10月から3月にかけて開催する全4回のプログラムでは、林業の基礎を学びながら、「自然豊かで水や空気がきれいな場所で働きたい」「身体を動かすことが好きで田舎暮らしがしたい」という方の本格就業から、アルバイトや副業など、短期の就業を考えている方まで、経験問わず新規就業の希望もサポート。 林業とともに栄えてきた日田市で、長い時間をかけて

        • しっかり儲かり、働きやすい造林・育林業を学ぶ「ひた森講演会」を5/18に開催します

          こんにちは。ひた森協議会・広報チームです。 東京23区よりも広い日田市は75%が人工林(自然林含めると83%) という林業王国。そんな日田で「森の担い手」を増やし、育成することを ミッションに活動するひた森の担い手づくり協議会では、 5月18日(土)に第1回「ひた森講演会」を開催します。 ゲストはなんと、造林・育林業界で話題沸騰中の 株式会社中川(和歌山田辺市)の創業者・中川雅也さん。 プロフィールはこちら。 株式会社中川 創業者・中川雅也さん 1983年和歌山県生まれ

        【研修生募集】ひたの森で収入を得ながら造林・育林を学ぶ3カ月研修生を募集

          次は現場で会いましょう!ひた森勉強会最終回の感想は?(第3回|後編)

          重症のスギ花粉症であるものの、森を愛する気持ちはあきらめないひた森の担い手づくり協議会の広報チーム(林業初心者)です。 さて、いよいよ令和5年度のひた森勉強会は最終回。 造林育林の基礎を学ぶ「ひた森勉強会」の実践研修は2月の2日間を使い行われました。2日間で合計1600本を植えるという実践研修の前半はこちらから。 小春日和のなか植え付けスタート! 実践研修後半も前回と同様、日田市大鶴エリアが舞台。 ひた森企画部会メンバーである、ナンブ木材流通の武内暁男部会長による「本日

          次は現場で会いましょう!ひた森勉強会最終回の感想は?(第3回|後編)

          目標は1日300本?! リアルな学びを得る実践研修へ。ひた森勉強会(第3回|前編)

          ひた森の担い手づくり協議会の広報チーム(林業初心者)です。 実は私、スギを愛する日田で生まれ育ちながらも、現代病ともいわれる花粉症患者のひとり。春はスギやヒノキに戦々恐々しています。 しかしながら、スギもヒノキも一生懸命に生きているわけで、人々の暮らしや経済に大きく貢献してくれているわけです。 最近は予防薬もありますしね。病院の先生も「しっかり予防すれば大丈夫」というので、しっかり対策すれば大丈夫! はりきって森に出かけましょう! 第3回目はいよいよ実践研修! さて、

          目標は1日300本?! リアルな学びを得る実践研修へ。ひた森勉強会(第3回|前編)

          切り株ひとつでいくらでも語れる実践レポ。ひた森勉強会(第2回|前編)

          ひた森の担い手づくり協議会の広報チーム@林業初心者です。 第1回に続き、造林育林を学ぶひた森勉強会のレポートをお届けします。 第2回は12月16日に開催された、造林現地研修をレポート。 会場は前回の田来原(たらいばる)公園からほど近い、日田市前津江(まえつえ)の前津江公民館と、そこから車で5分ほどの山林です。 前日までの暖冬はどこへ行ったのか。寒く小雨が降るなか、これ以上降らないでくれと願いながら参加者を待つ我々。前津江公民館に集合し、第2回研修がスタートしました。 ひ

          切り株ひとつでいくらでも語れる実践レポ。ひた森勉強会(第2回|前編)

          奥深い「植え付け」「鹿ネット」の世界へ。ひた森勉強会(第2回|後編)

          ひた森の担い手づくり協議会の広報チーム@林業初心者です。 ひた森勉強会のレポート・第2回前編に続き、後編をお届けします。 勉強会の現場は日田市前津江(まえつえ)のとある山林。 先週の晴天とはうってかわって冷たい雨の降る寒い12月、第1回勉強会で「リスク」や「心得」を学んだ私たちに対して、「リアルな現場とはそういうものだぞ」と教えてくれるための天候だと思い、講義に耳を傾けます。 前編の「地ごしらえ」に続き、後編で習うのは「植え付け」と「鹿ネット」です。 奥深い「植え付け

          奥深い「植え付け」「鹿ネット」の世界へ。ひた森勉強会(第2回|後編)

          ファミリー層もたくさん!造林育林を学ぶ「ひた森勉強会」開催レポ(第1回)

          はじめまして、ひた森の担い手づくり協議会の広報チーム(林業初心者)です。 年の瀬迫る12月、ひた森では9日と16日の土曜日に造林育林の基礎を学ぶ「ひた森勉強会」を初開催しました。今回はそんな第1回レポートをお届けします。 ひた森勉強会には10月末の募集開始より、募集定員をうわまわるたくさんの方々にお申し込みいただきました。 我々広報チームは林業初心者。「日田の林業に興味を持つ方がこんなにも!」と、胸が熱くなりました。 1日目:基礎研修&交流ランチ&森歩き&相談会 1

          ファミリー層もたくさん!造林育林を学ぶ「ひた森勉強会」開催レポ(第1回)

          ひたは林業がみえるまち。造林・育林の担い手となる「ひた森勉強会」を開催します!

          造林・育林の担い手づくりを目指す「ひた森」では、12月9日より造林・育林の基礎が学べる「ひた森勉強会」を開催。参加者を大募集しています。 北部九州の中央に位置する日田は、林業とともに栄えてきたまち。 ひとつのまちに、森づくりから流通加工まで幅広い仕事が存在しています。 日田では今、長い時間をかけて大切に育てられてきた森林の多くが伐期を迎えています。 そこで、「自然豊かで水や空気がきれいな場所で働きたい」「身体を動かすことが好きで田舎暮らしがしたい」という方の本格就業から

          ひたは林業がみえるまち。造林・育林の担い手となる「ひた森勉強会」を開催します!

          9/16はヤブクグリの林業ツアーとみどりの演奏会です

          林業のまち・日田で林業を応援する団体「ヤブクグリ」の林業ツアーが開催されます。 朝8時20分に日田駅前を出発し、杉材の可能性を最新技術で探るトライウッド社が森のなかで行っている伝統的な伐りだした杉の輪掛け乾燥を見学。その後は、「田来原美しい森づくり公園」での林道をつくる技術を活用したマウンテンバイクコースの見学や、九州最大の木材卸売市場「九州木材市場」、地元のものづくりに力をそそぐ「CREATIVE BASE FAB」や、高品質の杉を製材することで定評のある「マルサク佐藤製

          9/16はヤブクグリの林業ツアーとみどりの演奏会です

          80分かかる作業が5分? 林業用運搬ドローンの飛行デモを行いました。

          先日、林業用運搬ドローンの飛行デモンストレーションを行いました。 場所は日田市萩尾公園の池のほとり。関係者を含め約50名が集まるなか、25kgの荷物を運べる林業用運搬ドローンが空へと舞い上がりました。 この日、運んだのは「鹿ネット」と19kgのポール。重たい荷物を運ぶドローンの安定性もさることながら、あっという間に山の上まで飛んでいくスピードにおどろかされました。 説明によると「人力で運ぶなら往復80分かかる作業を5分で完了させられる」とのこと。これには集まった林業者の

          80分かかる作業が5分? 林業用運搬ドローンの飛行デモを行いました。

          一般参加も大歓迎!8/31 日田の森づくり×ドローン

          8月31日に萩尾公園のダム湖周辺で、林業資材運搬用ドローンの飛行デモンストレーションを行います。 森づくりのための植え付け作業では、苗木等の運搬を省力化するための技術活用が進んでいます。そこで、ひた森ではドローンを活用した資材運搬技術を持つ株式会社マゼックス、ドローンキングと連携し、林業資材運搬用ドローンの飛行デモンストレーションを開催します。 林業事業者の皆さんはもちろん、一般参加も大歓迎。ぜひご参加ください。 日時:8月31日(木)9:30〜 場所:萩尾公園のダム湖

          一般参加も大歓迎!8/31 日田の森づくり×ドローン

          設立総会と記念交流会を開催しました

          8月10日にひた森の担い手づくり協議会(以下、ひた森)の設立総会と記念交流会を開催しました。 協議会メンバーである林業関係者が集い、8月5日より就任した椋野みちこ市長からもごあいさつをいただきました。 市内面積6 6 6 平方キロメートルのうち75%が人口林という日田。 ひた森では、「植林」「育林」の担い手を増やし、森林資源を持続可能な形で活用していくため、日田地域の林業者で力を合わせて取り組んでいきます。改めて、よろしくお願いいたします。 ▼ひた森の担い手づくりメンバ

          設立総会と記念交流会を開催しました

          ひた森の担い手づくり協議会を発足しました

          北部九州の中央、日田の暮らしは森と共にあります。 連なる山々には豊かな森が広がり、清流が湧き、切り出された木々は、地域や日本の経済社会を支える資源として人々の暮らしを支えてきました。 日田の森は7 5 % が人工林です。 植林の起源は延徳3 年、日田市中津江村は宮園津江神社の境内で行われたご神木の「植栽」。江戸の天領 ( 幕府の直轄地) 時代には、「差杉使用御達」や「義務造林の制度」が推奨され、人工林が増加。現在は日田市の面積6 6 6 平方キロメートルのうち人工林が7 5

          ひた森の担い手づくり協議会を発足しました