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所有欲?価値観?自己表現?高級ブランドとは何か

この記事を読んで思い出した。

https://note.com/nekonokono/n/n60369997a7e0


税関で私だけスルーだった話

職場でハワイへ行った時、女性は私を含め3人。
同僚女性二人は私の目の前で税関に止められ、別の場所で質問攻めをされながらバッグの中身を厳しく探られていた。
三人目の私だけスルー
あっけなくゲートを抜けてしまい、「え?私は通っていいの?」状態でキョロキョロしていると、職場のベテランのオジサンが「服装だよ」と一言ボソッ。

普段から強気な同僚女子二人は初めての海外旅行で気合を入れており、一人は全身ヴィトンで固め、もう一人は迷彩柄のまるで戦闘服、二人ともサングラスという出で立ちだったのだ。
対して私は何回か海外に行っており、旅行は服装でするものではないし、ヴィトンを掏られたこともあったので、見るからに量販店で売っているような地味な服とバッグだった。


ヴィトンを掏られた話

10年ほど前の話だが、ヴィトンの財布を買った。
一ヶ月ほど使用したころ、朝の通勤時にバッグのファスナーが開けられ財布を掏られた
たまたま中に現金は数円しか入っていなかったため、すぐにカード類を凍結し、被害としては財布そのものがもっとも高額だった。
翌日、ヴィトンの財布を失ったショックで意気消沈し、あまり深く考えずに手頃な二つ折りの財布を購入した。
それが無名ブランドの牛皮で丈夫
仕切りやカード入れなど使い勝手も申し分なく、10年経った今でも便利に使っている。


そもそも高級ブランドとは

ヴィトンのバッグなどは、日本人は売れ残りのデザインでも高く買うと本店の店員に思われているため、あまり多くの種類を日本支店で販売させていない。
本店ではアーリア系のみを優先して店内に案内し商品を詳しく説明するのに対し、非アーリア系に対しては知らんぷり。売ろうともしない。
そこに目を付けた貧しいフランス人が、一張羅の良いスーツを着てヴィトンの店に乗り込み、大量購入して闇でアジア人に売りさばくのだ。
これは本にも書いてある有名な話。

シェイクスピア&カンパニー書店の優しき日々
ジェレミー・マーサー 著 https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309467146/


その後のハワイの同僚たち

ちなみに、初海外旅行の同僚女性は、ハワイに到着してからもお土産を買う事ばかりに気を取られていて、まるでお土産を買いにわざわざハワイに行ったかのようだった。
お土産って、変な文化だよね。