日記。8月21日〜8月27日。

8月21日
朝から高速道路を130キロで走行する先輩の隣でヒヤヒヤしながら、遠い山奥の現場へ向かう。電波も繋がらないから、電話もTwitterも見られない。
唯一の楽しみとして、過去に自分が描いた作品やメモを遡ることだった。
とても大きく、工期も長い現場。ほらまた、終わるんだろうかと勝手に心配になっていやがるぜ。

8月22日
まだ火曜日かとげんなりする。
そして怖い夢3部作を見る。三者三様に怖かったさ。
まず、ヤクザの息子として生まれヤクザの中で育ったのにもかかわらず、優し過ぎてヤクザの元締めの親父に勘当される話だった。俺はどうやって生きていけばいいのか、途方に暮れていた。
ここで目が覚める。午前1時22分。
次に、上向きに寝ているところに警官が銃を突きつけてくるのだ。気狂いな警官だと思いつつも、結局怖くなって「やー」と声をあげて目覚める。午前2時47分の話。
最後は、飲み会の席だった。現場でお世話になっている作業員さんたち30人くらいいただろうか。ある作業員さんから「君の上裸の写真がネットに出回っているよ」と教えてもらったのだ。もちろんそんなことはない。目覚めてから調べてもなかったから、本当だ。「あー、流すとしたらあの人かなー。でも、4択だなぁ」とか話している自分がいた。4択なわけない。というか、現実にそんな写真は1枚も撮ったことはない。妙にリアルな話に怖くなって目が覚める。
午前5時24分。
まあまあいい時間なのでは?とスマホをいじると、検索窓に「ヤクザの子供 戸籍」と入れている無意識な自分がいたことに気づく。
本当に知りたかったことなのか?

8月23日
やっと週の真ん中。
やる気はあったが、うまく歯車の合わない1日だった。
久々に演劇のことを考えた瞬間があった。今となってはなんのことだか思い出せないけど、ポッと心に火がついた気がした。さて、SSの作品に本格的に手をつけるか。

8月24日
朝から体が重い。起きるのも億劫だった。
運転しても眠いので、流石に怖くなりその後仕事では運転はしなかった。
きっとあれだ、連日の飲酒だ。そして暑さ。
もうそろそろ夏はおさらばなのでは?しかし、そんな簡単にはいかないみたい。

8月25日
明日は休みだと浮かれながら、元の家へ帰った。
やはり落ち着く。言語化できない不安が、社員宿舎だと襲ってくる。なんだ、これ。

8月26日
どうしても寿司が食べたくなったから、車を走らせて回転寿司へ。少食だから、850円。
お手軽。

8月27日
夜はなんか寝付けなかったんだ。
そして、夜中。3時21分にスマホを開いたのは覚えている。


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