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「新卒カード」という言葉が存在する理由

昨日今日と、駅でたくさんの「新入社員」らしき人を見ることが増えた。
この「らしき」というのがポイントである。

私の新入社員「らしさ」の基準は、
・着ている服が清潔
・色が明るい
・持っているものが新しい
・常にノートをみてなにか確認している
・単純に若い..etc

ただ一番の決め手は、「キラキラした顔」である。本当はもっと具体的に表現したいところだが、なんというか、疲れ切ってない、というか、顔が明るいという表現の方が正しいのか?
とにかく、服装、姿勢よりも優位になるのがこの顔の明るさなのである。

顔が整っているとか、化粧がちゃんとしてあるとか、眉毛が整っているとかそういうことではなくて、顔の全体的なトーンが明るく、サラリーマンだけど希望がある!と感じる顔なのです。

私は、これまで「若さ」に価値があるという考え方をあまり好きにはなれませんでした。しかし、最近たくさん見る新しいサラリーマンの人たちを見ていると、「これはなんだか新卒(=若い?)の方が、一緒に働きたいと思うぞ」という気持ちになってきた。それだけフレッシュさに惹かれる要素があるということである。

逆を返せば、すでに働いている人たちの顔は曇りすぎている。新卒の人が真っ白だとしたら、30代はライトグレー、40〜50代は鼠色、60代以降は土(?)色のように感じてしまう。
こちらも老化によるしみとかそういうのを抜きにした、内側から感じることのできるエネルギーのようなものである。

「新卒カード」を大切に使えとたくさんの人が言い、それに対して「なんのことやら」と思っていたが、新卒には真っ白という最大の武器があるということを感じた。

まあでも、内側から溢れ出る魅力が顔の明るさに関わってあると仮定するならば、歳を取ってもそこにしがみつかず新しいことに挑戦していく姿勢を忘れなければずっと真っ白でいられるのではないかとも思った。

あと真っ白ってことが100%良いことであるとも思ってはない。ただ、やっぱり顔が明るくて、私自身が一緒にいたいなあと思うのは新入社員「らしき」人たちなのである。

#新生活
#新入社員
#22卒

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